2019.8.20 08:00

【野村弘樹CHECK】150キロ超連発!星稜・奥川恭伸を徹底分析

【野村弘樹CHECK】

150キロ超連発!星稜・奥川恭伸を徹底分析

星稜・奥川恭伸の投球フォーム

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 星稜(石川)の奥川恭伸投手(3年)が、20日に中京学院大中京(岐阜)との準決勝を迎える。今大会は自己最速の154キロを計測するなど注目度が大きくアップ。サンケイスポーツ専属評論家の野村弘樹氏(50)が奥川のフォームを分析し、速い球を投げられる理由を語った。

 奥川には体の強さを感じる。重心が特に低いわけでもなく、左足を高く上げるわけでもない。投球フォームは極めてオーソドックス。それで150キロを超す球を投げられるのは、下半身と背筋が強いからだろう。

 ボールは単に速いだけでなく、遠くへ飛ばされにくい“強い球”。投げ方や雰囲気からは今季12球団でただ一人、防御率1点台(1・84)をマークしているオリックスの本格派右腕・山本をイメージする。

 同じドラフト1位候補に挙がる大船渡(岩手)の佐々木朗希は160キロを超す速球を常時投げるには、まだ体の線が細い。奥川には100球を超えても球速が落ちないスタミナがあり、今大会の3回戦(対智弁和歌山)でタイブレークに入った延長十三、十四回をいずれも無失点で切り抜けた精神力もたいしたもの。プロのスカウトが即戦力候補に挙げるのもうなずける。

 プロに入れば、トレーニングでさらに体が強くなる。松井(楽天)や山崎(DeNA)のようにいきなり抑えで使えば、もっとスピードが出るだろう。

 あえて課題を挙げるなら、変化球の球種が少ないこと。ただ、高校野球ではこれだけの速球があれば十分だし、球種は上のレベルに行ってから増やせばいい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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