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ドラ1評価高騰!星稜・奥川、20日出陣「しっかり勝つ」/甲子園

ドラ1評価高騰!星稜・奥川、20日出陣「しっかり勝つ」/甲子園

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2019ドラフト情報
右打ちだが、イチローのまねをする奥川。リラックスムードで準決勝に備えた (撮影・岡田茂)

右打ちだが、イチローのまねをする奥川。リラックスムードで準決勝に備えた (撮影・岡田茂)【拡大】

 第101回全国高校野球選手権大会は20日、準決勝2試合が行われ、初優勝を狙う星稜(石川)は第2試合で中京学院大中京(岐阜)と対戦する。19日は兵庫・西宮市内で練習し、最速154キロ右腕の奥川恭伸投手(3年)はキャッチボールなどで調整した。今秋のドラフト会議の1位指名候補は、今大会の活躍でさらにプロ側の評価が高騰。2日間の“休養”をもらっただけに「(疲れは)言い訳にはならない」と決勝進出へ強い意欲をのぞかせた。

 グラウンドに星稜ナインのはつらつとした声が響く。その中心で最速154キロ右腕・奥川が、20日の準決勝(対中京学院大中京)に向けて臨戦態勢を整えた。

 「(体は)軽くはなっていないですけど、投げられる状態にあるということはキャッチボールで十分、分かりました。あした(20日)はどういう形で登板になるか分からないですけど、任されたところで仕事をしたい」

 17日の3回戦(対智弁和歌山)は延長十四回の死闘で、奥川は165球で1失点完投。1973年の作新学院・江川卓に並ぶ1試合23三振を奪った。前日18日の準々決勝(対仙台育英)は疲労も考慮されてベンチスタートだったが、仲間がチーム歴代最多となる22安打17得点と奮起して“温存”させてくれた。

 「(他校のエースより)アドバンテージはあるかな。昨日の1試合は完全にオフだったので大きい。(疲れは)言い訳にはならない」

 疲れは抜けきっていない状態だが、4強入りしたチームのエースで、準々決勝に登板しなかったのは奥川だけ。中2日の優遇措置。あとは結果で応えるしかない。

 奥川は大船渡・佐々木朗希、横浜・及川雅貴、創志学園・西純矢とともに『高校生四天王』と呼ばれ、ただ一人、甲子園出場を決めた。佐々木と明大・森下暢仁投手(4年)が注目されていたが、奥川の評価は今大会の活躍でさらに上昇。12日にスカウト会議を開いた阪神では、畑山統括スカウトが「彼だけが(甲子園に)出てきた。付加価値としては、僕は大きいものがあるんじゃないかと思っている」と高く評価した。

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  • キャッチボールを行う奥川。20日の準決勝で再び快投を見せる
  • 練習で笑顔を見せる星稜・奥川=津門中央公園野球場(撮影・岡田茂)
  • 打撃練習を行う星稜・奥川=津門中央公園野球場(撮影・岡田茂)
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