2019.8.20 13:00

【球界ここだけの話(1715)】日本ハム・田中賢、日本一パレードの先頭の車に乗るまで全力で走る

【球界ここだけの話(1715)】

日本ハム・田中賢、日本一パレードの先頭の車に乗るまで全力で走る

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
日本ハム・田中賢

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 レギュラーシーズンも残りおよそ30試合。今季限りでの現役引退を表明している日本ハム・田中賢介内野手(38)の、ラストイヤーの戦いも残り少なくなってきている。今季はここまで65試合に出場。持ち前の粘り強い打撃で代打の切り札だけでなく、リーグトップの12勝を挙げている有原航平投手(27)にアドバイスを送るなど欠かせない存在となっている。

 1999年にドラフト2位で入団。今年でプロ20年目を迎えた。巧打と堅守の二塁手としてベストナインに6度、ゴールデングラブ賞に5度輝くなど活躍。2013年から2年間、メジャーリーグに挑戦した。15年に古巣日本ハムに復帰し、16年には日本一に貢献した。

 体が資本のアスリート。長年、第一線で活躍してきた田中賢には、プロ意識の高さを感じる。「食事は3年後に現れるというから」と食事にこだわってきた。

 食事の準備が面倒な、1人暮らし。12年に結婚する前までは料理代行に依頼していた。自ら栄養学を学び、主食は玄米、肉は鶏肉、魚は青魚、白身魚と徹底。野菜は、ネット通販やオーガニックスーパーで購入する有機野菜と食材まで指定していた。

 20年間の現役生活の集大成となる今シーズン。チームは現在、首位ソフトバンクとの8・5ゲーム差の4位と浮上のきっかけをつかめずにいる。

 日本では日本ハム一筋18年目。ファンから愛されるベテランの現役最後の目標はチームの16年以来、3年ぶりの日本一だ。「パレードの先頭の車に乗って、皆さんに手を振れたら最高ですね」。背番号3はチームのため、最後まで全力で走り続ける。(中田愛沙美)