2019.8.19 05:03

ヤクルト・ブキャナン、涙の8回0封「家族が目の前にいるのが見えたので…」

ヤクルト・ブキャナン、涙の8回0封「家族が目の前にいるのが見えたので…」

お立ち台では思わず涙。家族思いの優しい右腕だ

お立ち台では思わず涙。家族思いの優しい右腕だ【拡大】

 (セ・リーグ、ヤクルト3-2中日、20回戦、中日11勝9敗、18日、神宮)ヤクルトのデービッド・ブキャナン投手(30)が男泣きした。8回4安打無失点で3勝目。スタンドに家族の姿を見つけると、お立ち台で目を潤ませた。

 「家族が目の前にいるのが見えたので、ウルっときてしまった。家族の話になると、どうしても泣いてしまう」

 昨季は開幕投手を務めたが、今季はこの試合まで2勝6敗、防御率5・94と苦しんでいた。この日は変化球を低めに集めて14個の内野ゴロを打たせ「色んな球種をコントロールできた。守備にも助けられた」とうなずいた。

 支えてくれた夫人のアシュリーさん、昨年9月に誕生した長男のブラッドリー君にささげる94球だった。帽子の裏に書き込んだ「N・M・W・H・A・L・M」の文字は「ノーマター、ワッツハプン、アシュリーラブズミー(何があろうとも、私はアシュリーに愛されている)」の意味。2軍調整中だった5月の誕生日に家族ぐるみで祝福してくれたナインのためにも、意地を見せたかった。

 前夜は7投手の継投で勝ち、この日は先発が8回を投げ抜いて2連勝。「全体的に低めに集め、緩急を使って抑えていた」と小川監督。2カード連続の勝ち越しで、ここ6試合は5勝1敗と上昇気配だ。 (長崎右)

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  • 力投を見せるヤクルト・ブキャナン=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • ガッツポーズを見せるヤクルト・ブキャナン=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 先発のヤクルト・ブキャナン=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 試合後スタンドの声援に応えるヤクルト・ブキャナン=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 8回右適時打を放つヤクルト・荒木=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 3回、右適時打を放つヤクルト・バレンティン=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 5回の守備を終えつば九郎とタッチを交わすヤクルト・バレンティン=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • チアの子どもたちに合わせて動くつば九郎=神宮球場(撮影・長尾みなみ)