2019.8.18 05:02

阪神、遥人に続き西も見殺し…矢野監督苦悩「同じ負け方…プロとして恥ずかしい」

阪神、遥人に続き西も見殺し…矢野監督苦悩「同じ負け方…プロとして恥ずかしい」

ベンチで視線を落とす矢野監督。同じ負け方はプロとして恥ずかしい(撮影・松永渉平)

ベンチで視線を落とす矢野監督。同じ負け方はプロとして恥ずかしい(撮影・松永渉平)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人4-2阪神、18回戦、巨人12勝6敗、17日、東京D)先頭が出塁しようが、塁を埋めようが、変わらない。「あと一本」を求め続けたまま、宿敵Gが加速していくのを、見つめることしかできなかった。矢野監督の顔には、怒気にも似た悔しさがあふれた。左翼席はもう、ため息も出尽くした。連日の貧打でGに連敗だ。

 「いやいやまあ、おんなじやね、結局ね…」

 第一声から嘆くしかなかった。チャンスをモノにできず、好投する先発投手は見殺し。ここ何戦も、いや、今季何度も繰り返してきた敗れ方を、シーズンの佳境で2日続けて見せてしまった。スタメンを変え、打順を替え挑んだが、どうにも打開策が見えない。沈痛に続けた。

 「同じような負け方で、プロとしてはもちろん恥ずかしいという思いは持って、何とかしたいというね、思いで戦っているけど。結果がこうなっている以上はね」

 一回先頭の近本が、セーフティーバントと2つの盗塁で演出した2死満塁も、大山が遊直に倒れモノにできず。0-4とされた直後の八回に、北條、福留が続けてソロを放ったが、到底及ばなかった。12日からの最近5試合は、ことごとくチャンスで打てない。6連打が出て14日の中日戦は勝ったものの、この5試合の計48イニングで適時打が出たのは2イニングだけ。この間、得点圏では打率・129(31打数4安打)で19打席連続無安打中と、目も当てられない状態だ。

 これで今季の巨人との対戦成績は6勝12敗に。ゲーム差も「10・5」と再び大台を超えた。きょう敗れれば、今季ワーストタイの「11・5」に開き、借金は今季ワーストを更新する「7」に。そして、巨人とのカード負け越しも決定してしまう。2007年を最後に、11年間に渡って勝ち越しがない宿敵に、またいいようにやられている。

 「明日も試合は来るんでね。前向いて頑張るしかない」。将自ら、必死で前を向いた。意地で、気持ちでぶち破るしか、もう道はない。(長友孝輔)

データBOX

 ◎…阪神は今季の巨人戦で6勝12敗となり、残り7試合で1敗すれば8年連続のカード負け越しが決まる。勝ち越したのは07年14勝9敗1分けが最後で、11年連続で勝ち越しがない

試合結果へ