2019.8.16 05:00(1/2ページ)

【虎のソナタ】残り33試合「夏の冒険」で終わらせるな

【虎のソナタ】

残り33試合「夏の冒険」で終わらせるな

特集:
虎のソナタ
名古屋駅に姿を見せた藤川。強風で千円札が飛ばされ、慌てて追いかけた

名古屋駅に姿を見せた藤川。強風で千円札が飛ばされ、慌てて追いかけた【拡大】

 皆様、昨日は『台風10号』のヤツにせっかくのファミリータイムも散々だったと思います。ご苦労さまでした。

 いつもこの欄に書くのですが、我が友人たちは必ず「阪神が勝った、負けたでワイワイガヤガヤ…ええ商売やなぁ」とぬかします。だけどネ、新聞社というところは台風だから明日(つまり本日)はテキトーに書いて早じまいにしょうや…とはいきません。ましてやスポーツ新聞は『結果報道』が命です。

 それに同じ新聞社でも内勤…とくに新聞編集の最終関門の『整理部』は世間サマがお楽しみの季節はほぼ絶対に「休み」とは無縁なんです。

 ということは…必然的に子供たちや奥方の人生を優先しての休みなんかとれない。つまりは「家庭」はあるけど“家族”はほぼいないのと同じなんです。

 実は…整理部デスクの芝崎正剛という男。名前も顔も仕事ぶりもカチンコチンですが常日頃からこれではいかん…と小6の長男・仁紀君のためにこのほど北極冒険家荻田泰永さん(第22回植村直己冒険賞受賞)の主催する夏の冒険「100マイルアドベンチャー」の募集をみつけて申し込んだ。最初はしぶったけれどとにかく送り出した。8月1日から11日まで岡山→今治の174・8キロを歩きつづけて…荻田さんと小学生8人…息子はゴールするなり第一声「思いっきりゲームするゾ!」でパパ芝崎はガクッ…だが息子がぽつりと言った。

 「しんどかったけど…楽しかった!」

 なんとなくこの話を聞きながら…台風10号が瀬戸内海をぬけていくのをみていて、せっかくのお盆休みが皆様はてんやわんやだったでしょ。だがひたすら自分の足で歩く…これは冒険家の荻田さんが2012年から始めたもので「一歩一歩は小さいけれど、積み重なれば遠くまでいける!」という実感を子供たちに経験してもらいたいとして始めたものである。

【続きを読む】