2019.8.16 12:58

岡山学芸館・丹羽、顔面骨折から6日でマウンド「自分の投球に悔いはない」/甲子園

岡山学芸館・丹羽、顔面骨折から6日でマウンド「自分の投球に悔いはない」/甲子園

1回、力投する岡山学芸館・丹羽=甲子園球場(撮影・桐原正道)

1回、力投する岡山学芸館・丹羽=甲子園球場(撮影・桐原正道)【拡大】

 第101回全国高校野球選手権大会第10日は16日、3回戦が行われ、岡山学芸館は作新学院(栃木)に0-18で敗れた。

 初戦で打球を顔面に受けてからわずか6日。丹羽淳平投手(3年)が再び聖地のまっさらなマウンドに上がった。

 「勝ってくれたみんなに感謝して、普段通り投球したい」

 広島商戦の一回2死、打球を顔面に受けてそのまま降板した。すぐに病院に運ばれ左顔面骨の骨折と診断されたが、電気と炭酸ガスなどで治療を受けて痛みが出ないほどまでに回復。先発のマウンドを託された。

 先制を許した後の二回2死一塁では、松尾が放った打球が顔面付近へ。とっさにグラブを出して投ゴロにした。「打球が来る怖さよりも、相手打線の初球から振ってくる怖さのほうが大きかった」と話すように、カーブの制球が定まらず、高めに浮いたところを痛打された。毎回失点を許し、3回5失点でマウンドを譲った。

 救援陣も作新学院の打線を止められず。それでも、一塁から戦況を見守り声を出し続けた。18点差がついた九回に再びマウンドに立ち、1イニングを無失点。最後までグラウンドで戦い抜き「もう1勝したかったが、自分の投球に悔いはない。全力で戦えた」。涙は見せず、甲子園をあとにした。(邨田直人)

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