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【球界ここだけの話(1711)】巨人・増田大“神走塁”を生む3つの秘密とは

【球界ここだけの話(1711)】

巨人・増田大“神走塁”を生む3つの秘密とは

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巨人・増田大

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 野球には、いろいろなポジションや役割がある。投手、捕手、内野手、外野手。それだけではない。投手で言えば先発、セットアッパー、クローザー。野手で言えば代打や代走、守備固めなど数多い。

 巨人・増田大輝内野手(26)は現在、代走や守備固めとして起用されることが多い。試合の中盤から終盤で出場し、その1プレーが試合の勝敗をも左右する重要な役割を果たしている。

 そんな中でも、「足」で魅せた試合が印象的だ。7月8日の阪神戦(甲子園)の3-3と同点で迎えた八回1死一塁から、岡本の代走として出場。阪神・ジョンソンの牽制(けんせい)悪送球を誘い、二塁に進んだ。そして、息つく暇もないその直後だ。初球で三盗を決めた。捕手が投げる間もないほどの完璧なスタート。陽岱鋼が放った三遊間へのゴロで決勝のホームを踏んだ。

 50メートル走のタイムは5秒9。もちろん俊足なのだが、足が速いだけでは“神走塁”は生まれない。では、なぜあんな走塁ができるのか。そこには3つの秘密があった。

 〔1〕「お尻ストレッチ」

 代打や代走など途中出場を稼業としている選手にとって、何より難しいのが準備だろう。スタメンの選手ももちろん日々の準備や体のメンテナンスは難しく、重要なのだが、試合展開によって出場機会がやってくる選手にはまた別の難しさがある。では、増田大はどのような準備をしているのか。何が“神走塁”につながるのか。重要なのは「お尻」だった。

 「お尻周りを結構柔らかくしています。股関節がすんなり動くようにするというのが一番ですね。ボールを置いて、その上にお尻を置いて押しつけて圧迫してみたり。ストレッチをかけながら、回を追うごとに徐々に強めたりしながらやったりしていますね」。もちろん脚部のストレッチも行うのだろうが、重要なのは脚を動かすときに重要な股関節。そして、その周りの「お尻」を柔らかくしてフィールドに現れるのだ。

 〔2〕「イチロー氏も愛用したスパイク」

 スパイクは昨季までミズノ社製を使用していたが、今季からワールドウイング社製の「BeMoLo(ビモロ)」のスパイクを使用している。側面に刻まれている独特な形をした「B」の文字が特徴的だが、今年3月に現役を引退した元米大リーグ、マリナーズのイチロー氏(45)が愛用していたスパイクとしても有名だ。

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