2019.8.15 05:03(1/2ページ)

鶴岡東16強!丸山、左翼へ1号&右翼へ“ギータばり”豪快2号/甲子園

鶴岡東16強!丸山、左翼へ1号&右翼へ“ギータばり”豪快2号/甲子園

「行け!」「行くな!」「どうかな?」。丸山(右)が右翼方向に打ち上げた飛球を、捕手も球審も注目。行き先は柵越えとなった(撮影・林俊志)

「行け!」「行くな!」「どうかな?」。丸山(右)が右翼方向に打ち上げた飛球を、捕手も球審も注目。行き先は柵越えとなった(撮影・林俊志)【拡大】

 第101回全国高校野球選手権大会第9日第2試合(習志野5-9鶴岡東、14日、甲子園)183センチの体が反り返るほどの豪快なスイングから、打球を右翼ポール際まで運んだ。8-5の九回2死で、丸山が2打席連続のソロアーチ。押せ押せムードだった習志野応援団を沈黙させた。

 「勢いをつけようと思っていたので、いい結果になってよかったです」

 八回に2点を奪われ、流れが傾きかけていた九回の攻撃。飯塚の甘く入った外角高めのスライダーを逃さなかった。打席は逆だが、ソフトバンク・柳田を思い起こさせるようなフルスイングで右方向に飛ばした。

 八回にも左越えに運んでおり、2イニング連続で左右に打ち分ける離れ業。2打席連続本塁打は大会史上38人目の快挙だ。1回戦の高松商(香川)戦での決勝打に続き、勝利に貢献。学校初の1大会2勝へ導いた。

 “逆転の習志野”の脅威が迫る中で、効果的な2発。高校通算16本塁打のうち7本が公式戦で、ここぞという場面での勝負強さを見せている。

 鶴岡東には「食」で支えてくれる存在がある。寮生活をする選手の昼の弁当を作ってくれている地元の「なんば農園」の人々だ。今大会中も大阪市内の宿舎に果物やキュウリなどが届き、試合前に食べて猛暑の中で戦い抜く力にしている。「キュウリが一番好き」と丸山。この日も宿舎で1本食べてきたといい、「次もゲン担ぎで1本食べてきます」と笑った。

 ベンチ入り18人中14人が山形県外出身選手のチームで、丸山は鶴岡市出身。「これからも一戦一戦戦い、目の前の敵を倒すだけです」。“鶴岡のギータ”が、東北勢悲願の初優勝まで、チームを引っ張る。 (樋口航)

【続きを読む】

  • 習志野を破り、応援席へと駆け出す鶴岡東ナイン。2勝目だ
  • 9回表鶴岡東2死、丸山が右越えに2打席連続となる本塁打を放つ=甲子園
  • ソフトバンク・柳田悠岐
  • 8回、左越えに本塁打を放ち、雄たけびを上げる鶴岡東・丸山=甲子園
  • 9回、2打席連続の本塁打を放った鶴岡東・丸山=甲子園球場(撮影・林俊志)
  • 2回1死一、三塁、鶴岡東・山路が右前に先制打を放つ=甲子園
  • 2回、先制の適時打を放つ鶴岡東・山路=甲子園球場(撮影・桐原正道)
  • 1回、力投する鶴岡東・影山=甲子園球場(撮影・桐原正道)
  • 2回、適時打を放つ鶴岡東・河野=甲子園球場(撮影・桐原正道)
  • 8回表、鶴岡東2死一、二塁、河野が左越えに2点二塁打を放つ=甲子園
  • 8回裏のピンチをしのぎ、捕手大井とタッチ交わす鶴岡東・池田=甲子園
  • 大声援で鶴岡東ナインを鼓舞する応援席=14日、甲子園球場(撮影・石橋明日佳)