2019.8.15 05:02

31発男の鳴門・浦、涙の最終打者「流れつくることができなかった」/甲子園

31発男の鳴門・浦、涙の最終打者「流れつくることができなかった」/甲子園

浦は九回、一ゴロに倒れ、最後の打者になった

浦は九回、一ゴロに倒れ、最後の打者になった【拡大】

 第101回全国高校野球選手権大会第9日第1試合(鳴門5-8仙台育英、14日、甲子園)高校通算31本塁打の鳴門の4番・浦和博外野手(3年)は最後の打者となり、涙ながらに聖地を去った。

 「自分で流れをつくることができなかった」

 6点を追いかける四回無死一、二塁では外角球を中前に運ぶ適時打。2試合連続安打で今大会初打点を挙げるも、九回2死一塁では一ゴロ。ヘッドスライディングはせずに一塁を駆け抜け、聖地の青空を見上げた。

 「(父は)原点をつくってくれた。甲子園でヒットを打ててちょっと恩返しできたと思いますけど、次の大学で(もっと)活躍したいです」

 父・善博さん(49)は徳島市内でバッティングセンターを営む。自宅から車で10分ほどの距離にあるといい「無料で打たせてもらっています」。4番として、息子として、ひたむきに打棒に磨きをかけてきた。

 「調子が悪かったりしたら、すぐに行って修正というか、練習ができる。とてもいい環境です。4番は苦しいことばかりだったけど、最後は自信を持つことができた。上のステージでもそういう気持ちを忘れずにやっていきたいです」

 父、仲間と流してきた汗がきっと、18歳のスラッガーをもっと成長させてくれる。 (竹村岳)

鳴門・森脇監督「一回の先頭打者に初球を打たれてリズムが狂った。守りのミスが投手を苦しめた」

四回に左前適時打を放った2年生の鳴門・納田「ここぞでタイムリーを打てたのを自信につなげたい」

県大会5試合全てを完投したが、8失点し、今夏初めて八回でマウンドを降りた鳴門・西野「初回にバタバタしてしまった。甘い球を見逃してくれなかった。きょうのできは、疲労のせいじゃないです」

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  • 4回、適時打を放つ鳴門・浦=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 5回、頭部に死球を受けた鳴門・宮崎=甲子園球場(渡辺恭晃撮影)
  • 仙台育英戦に先発した鳴門・西野=甲子園
  • 先発の鳴門・西野=甲子園球場(渡辺恭晃撮影)
  • 1回、仙台育英に4点目を許しマウンドの西野(右から2人目)のもとに集まる鳴門ナイン=甲子園