2019.8.15 14:47

ノーベル賞受賞者・山中伸弥氏が17日の巨人-阪神戦で始球式

ノーベル賞受賞者・山中伸弥氏が17日の巨人-阪神戦で始球式

京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長

京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長【拡大】

 巨人は15日、本拠地・東京ドームで行われる17日の阪神戦前に、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長(56)が始球式に登場すると発表した。

 山中氏は球団を通じて「このたびは、iPS細胞研究の周知広報のために、始球式という貴重な場に立たせていただき、本当にありがとうございます。鈴木尚広コーチが、昨年の大阪マラソンにiPS細胞研究基金のためのチャリティーランナーとして出場くださり、今回のご縁をつないでくださいました。私はスポーツ医学に興味を持って整形外科医になり、その後研究者になりました。素晴らしいスポーツ選手でも、難病やケガによって選手生命が脅かされてしまうこともあり、心を痛めております。iPS細胞研究の成果を、いまは治せない病気やケガに苦しむ方々へお届けするまでには長い道のりがありますが、これからも一生懸命に努力して参ります。読売巨人軍の皆様と、今回の機会を実現するためにご尽力くださった関係者の皆様に心から感謝申し上げます」とコメントした。

 また、17日、18日に東京ドームで行われる阪神戦は、三井不動産グループが提供する「三井不動産グループDAY」として、山中氏の始球式のほか、17日は来場先着1万人に、オリジナルのうちわが配られる。

 ◆山中 伸弥(やまなか・しんや) 1962(昭和37)年生まれ、56歳。大阪府東大阪市出身。87年に神戸大学医学部を卒業後、臨床研修医を経て93年に大阪市立大学大学院医学研究科博士課程修了(大阪市立大学博士(医学))。その後、米国グラッドストーン研究所博士研究員、奈良先端科学技術大学院大学教授、京都大学再生医科学研究所教授などを歴任し、2010年から現職。06年にマウスの皮膚細胞から、07年にはヒトの皮膚細胞から人工多能性幹(iPS)細胞の作製に成功し、新しい研究領域を拓く。これらの功績により、2010年に文化功労者として顕彰されたことに続き、2012年には文化勲章を受章。2012年にノーベル生理学・医学賞受賞。日本学士院会員。