2019.8.14 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神、特定の打者に打たれすぎ!もう一度検証し話し合いを

【黒田正宏 軍師の断】

阪神、特定の打者に打たれすぎ!もう一度検証し話し合いを

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黒田正宏 軍師の断
先発の阪神・青柳=ナゴヤドーム(撮影・宮沢宗士郎)

先発の阪神・青柳=ナゴヤドーム(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】

 (セ・リーグ、中日0-0阪神=延長十二回規定により引き分け、19回戦、中日12勝6敗1分、13日、ナゴヤD)青柳の好投と自慢の救援陣が力を発揮しての12回無失点。投手力はやはり素晴らしい。ただ、それでも中日に勝てなかった。これで残り対戦6試合を残して、勝ち越しがなくなった。5位・中日戦の借金がそのままチームの借金になっている。

 確かに打線が打てないのも反省点だが、指摘したいのは、クリーンアップにあまりに打たれすぎ。試合が始まる前の時点で阪神戦打率がアルモンテ・455。阿部(この日はスタメン落ち)・351、ビシエド・300。さらには下位の加藤・324。特定の打者を抑えられないのは、準備の時点で「?」がある。

 打たれるには必ず根拠がある。スコアラーが提示するデータなどをもう一度検証して、バッテリー間で話し合い、もう一度突き詰めていってもらいたい。今、対処しないと来季まで尾を引くことになる。

 そういう意味では、この日の青柳がビシエドに見せた投球は、1つの模範例。内角を厳しく攻めて、外の変化球。きっちり制球すれば、完璧に抑えることができた。他の先発投手の参考にしてもらいたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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