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矢野阪神、12残塁3併殺で57年ぶり竜戦0点ドロー「点取らないと…俺の反省」

矢野阪神、12残塁3併殺で57年ぶり竜戦0点ドロー「点取らないと…俺の反省」

得点が入らず、ベンチの矢野監督もうつむきがち

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 七回1死一、二塁ではマルテが、八回無死一塁では大山が、延長十一回1死一、二塁では高山が併殺打。この日はお盆休みを利用して藤原オーナーが観戦に訪れた。日帰りのため延長十回途中で球場を後にしたが、拙攻に腹を立てるどころか「みんな頑張っているから、いい記事を書いてあげてください」と愛する虎を擁護して去った。

 総帥のビジター観戦は2度目。前回7月3日はオーナー会議の後の横浜で、試合のために遠征するのは初めてだ。今春は甲子園で観戦すれば9連勝。横浜でも4-3でチームが競り勝つ瞬間を見届けた。11日の広島戦(京セラ)では球場を訪れ「みんなで攻撃していこう」とハッパをかけたばかり。その日も6-5で競り勝ったのだが…。竜とのスコアレスドローは57年ぶりの珍事だ。

 「どう点をとるかっていうのは、残り試合も大事な部分になる」

 将は残り34試合へ、懸命に前を向いた。20イニング連続無得点で、中日戦は6試合を残して勝ち越しがなくなった。3位広島とは5ゲーム差に広がり、Aクラス入りへ正念場。このままでは勝負の9月は乗り切れない。 (大石豊佳)

勝ちきれなかったことに阪神・清水ヘッドコーチ「苦しいよね。結果を出す世界なので、明日は結果を出せるようにしないと」

無得点での引き分けに阪神・浜中打撃コーチ「点を取れていない。そこが課題。(投手陣が)いいピッチングをしていたし、点を取ってあげたかった」

データBOX

 ◎…阪神は12残塁。今季ワーストは7月8日の巨人戦(甲子園)で記録した「16」
 ◎…引き分けは今季6度目で0-0は昨年9月24日の巨人戦(甲子園)以来。中日戦では1962年5月3日(中日)以来57年ぶり。このときも延長十二回で村山-権藤の投げ合いだった

試合結果へ

  • 七回、大野雄(手前)への投ゴロ併殺に倒れた4番マルテ。チームは3併殺の大拙攻だった(撮影・岡田亮二)
  • ネット裏から谷本副社長(右)と観戦した藤原オーナー
  • 8回、安打を放つ阪神・ソラーテ=ナゴヤドーム(撮影・松永渉平)
  • 5回2死一、二塁の好機で遊飛に倒れた阪神・マルテ=ナゴヤドーム
  • 11回、高山が併殺に倒れ、厳しい表情の阪神・矢野監督=ナゴヤドーム
  • 先発の阪神・青柳=ナゴヤドーム(撮影・宮沢宗士郎)
  • 7回、二盗を決めた阪神・植田=ナゴヤドーム(撮影・岡田亮二)
  • 5回、安打を放つ阪神・近本=ナゴヤドーム(撮影・岡田亮二)
  • 延長12回、投球する阪神・藤川=ナゴヤドーム(撮影・松永渉平)
  • 引き分けに終わり、タッチを交わす阪神ナイン=ナゴヤドーム(撮影・岡田亮二)
  • 引き分けに終わり、グラウンドから引き揚げる阪神・矢野監督ら=ナゴヤドーム(撮影・宮沢宗士郎)