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西武、Vsオリで乱闘…警告試合に辻監督「後味が悪い。恥ずかしい。申し訳ない」

西武、Vsオリで乱闘…警告試合に辻監督「後味が悪い。恥ずかしい。申し訳ない」

三回、後藤への死球に西村監督(右)は気色ばんだ

三回、後藤への死球に西村監督(右)は気色ばんだ【拡大】

 その裏に飛び出したのが中村の3点打だった。今度は直前の森が死球を受け、相手先発の田嶋が退場になっていた。中村は騒然とする場内をよそに「多分、退場がなくてもピッチャーは代わっていた」と、冷静に代わったばかりの吉田一の直球を左中間に運んだ。

 2017年終盤から山川に4番の座を譲り、今季は主に6番を任されていた中村。開幕から4番に座る山川の調子が下降線を辿るのと対照的に、交流戦から状態を上げ、これが4番に戻って3試合目だった。

 一回に自己最多となる19号3ランを放った外崎が「体も接触していたし、正直怖かった」と吐露するなどチームに動揺が見られる中、6度の本塁打王に輝く経験豊富な主砲は、動じることなくチームを勝利に導いた。

 九回には平良が死球を当て、またも両軍がにらみ合う事態に。平良は報復とみなされて退場処分となった。辻監督は「後味が悪い。4つも当てて恥ずかしいし、申し訳ない。しっかり話します」と両軍計3人が退場する荒れた試合に、複雑な表情。今日以降も対戦が続くだけに、今後の展開が懸念される。(花里雄太)

責任審判の本田二塁塁審「(警告試合宣告後の死球退場は)危ないかどうかの審判の判断。故意かどうかまでの判断は難しい。報復させないための警告試合です」

★警告試合

 試合中の乱闘や、暴力行為に至らなくても両軍で一触即発の状況が発生した場合の他、投手が故意と判断される危険球を投じたことによって、相手チームによる報復行為が行われる可能性があると審判団が判断した場合に宣告される。

試合結果へ

  • 四回、オリックス・若月への死球を巡って両軍が入り乱れ、乱闘騒ぎになった(撮影・尾崎修二)
  • 死球を受けたオリックス・後藤駿太
  • 死球を受けた西武・森友哉(10)。手前はオリックス・田嶋大樹の退場を告げる球審・原信一朗
  • 西武・森への死球で退場処分となったオリックス・田嶋
  • 1回に続き、この日2つめの死球を喫したオリックス・福田周平
  • 九回、平良(右)は福田(左奥から2人目)への死球で退場処分となった
  • 4回2死満塁、西武・中村が左中間に3点二塁打を放つ=メットライフドーム
  • 4回打者若月健矢に死球を与えた直後、帽子を取る西武・森脇=メットライフドーム(撮影・尾崎修二)
  • 1死二、三塁、西武・外崎が左越えに3ランを放つ=メットライフドーム
  • 先発の西武・斉藤大=メットライフドーム(撮影・尾崎修二)
  • オリックスに勝利し、タッチを交わす西武ナイン=メットライフドーム