2019.8.14 05:06(2/2ページ)

星稜・奥川、自己最速154キロ出た!剛球救援で2回1/3を無失点/甲子園

星稜・奥川、自己最速154キロ出た!剛球救援で2回1/3を無失点/甲子園

  • 星稜・久々に2回戦を突破
  • 星稜・奥川の甲子園登板成績
  • 甲子園大会・球速ランキング
  • 歯を食いしばりながら力投する奥川。好救援で勝利に貢献した(撮影・岩川晋也)
  • 奥川(中央)は大会ナンバーワン投手の評判通りの活躍だ
  • 8回、星稜・奥川恭伸の投球で154km/Hを表示するスコアボード=甲子園球場(撮影・岩川晋也)
  • 勝利した星稜・奥川=甲子園球場(撮影・萩原悠久人)
  • 勝利して喜ぶ星稜・奥川=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 8回、投球する星稜・奥川恭伸=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 8回、投球する星稜・奥川=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 先発の星稜・荻原=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 1回、立命館宇治・上田の二盗を阻止する星稜・山瀬=甲子園球場(撮影・門井聡)
  • 6回、適時二塁打を放つ星稜・福本=甲子園球場(萩原悠久人撮影)
  • 4回、適時打を放つ星稜・岡田=甲子園球場(萩原悠久人撮影)
  • 6回、投球する星稜・寺西=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 2回、適時打を放つ星稜・東海林=甲子園球場(撮影・甘利慈)

 八回には自己最速を1キロ更新する154キロをマークした。過去に球場表示で158キロを計測したことはあるが、これはあくまで「誤表示」と言い切る右腕は、ボールにはなったが、正真正銘の数字をたたき出した。

 スピードガン導入後の甲子園大会では2007年夏の由規(仙台育英、現楽天)、13年夏の安楽智大(済美、同)に次ぎ、菊池雄星(花巻東、現マリナーズ)に並ぶ球速2位の記録。一流選手たちに比肩する1球にも「出るに越したことはない」と、すずしい顔を見せた。

 この日の先発は前日12日に2年生右腕・荻原に決まった。石川大会では右翼手での先発出場で登板機会を待つこともあった奥川だが、それを受けて林和成監督(44)に「ライトからだと、どうしても準備不足になる」とベンチスタートを志願した。

 甲子園初登板の後輩に不測の事態が起これば、自分がマウンドに上がる。決意と責任感からの言葉だった。試合中はブルペンで調整しながら、荻原の首に氷嚢(ひょうのう)を当てるなどしてサポート。「(荻原のためにも)勝ってやろうと思った」。エースは、どこまでも頼もしい。

 「みんなで力を合わせて勝てた。いい1勝だった」と奥川。昨夏、今春と2季連続で敗れた2回戦を突破し、強打を誇る智弁和歌山と激突する。39球で役割を全うした大会ナンバーワン投手が万全の態勢で注目の戦いに臨む。 (須藤佳裕)

奥川 恭伸(おくがわ・やすのぶ)

 2001(平成13)年4月16日生まれ、18歳。石川・宇ノ気町(現かほく市)出身。宇ノ気小3年時に宇ノ気ブルーサンダーで野球を始め、宇ノ気中野球部で全国大会優勝。星稜高では1年春からベンチ入り。甲子園は2年春から4季連続で出場。2年時に高校日本代表。遠投110メートル。183センチ、84キロ。右投げ右打ち。

試合結果へ試合日程へ組み合わせへ