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仙台育英、24安打20点!平成元年準Vの借り令和元年に返す/甲子園

仙台育英、24安打20点!平成元年準Vの借り令和元年に返す/甲子園

大栄は五回、適時三塁打を放つなど3安打5打点。打者としても勝利に貢献した (撮影・中島信生)

大栄は五回、適時三塁打を放つなど3安打5打点。打者としても勝利に貢献した (撮影・中島信生)【拡大】

 第101回全国高校野球選手権大会第4日第2試合(飯山1-20仙台育英、9日、甲子園)甲子園に快音が響く。仙台育英が24安打20得点で大勝発進。2本の三塁打を含む3安打5打点の大栄の声が弾んだ。

 「先制点を取られたけど、バットで助けられた」

 背番号1の右腕・大栄は「6番・三塁」で出場し、投げても四回から2番手で登板して3回をパーフェクトに抑えた。

 今大会の出場校で最多28度目の出場。打線が1点を先制された直後の三回、4点を奪って逆転した。四回に3点を加え、五回は1イニング全員得点で10点。宮城県勢で春夏通算100勝目(102敗)を飾った。

 昨夏は初戦の2回戦で浦和学院(埼玉)に0-9で完敗。昨秋から打力アップを図った。積極的にウエートトレーニングに取り組み、打球速度が向上。大栄はスクワットで100キロから180キロを挙げられるようになった。昨年から母校の指揮を執る36歳の須江(すえ)監督は打順ごとに役割を明確にした。

 〔1〕1、2、9番=「出塁重視」〔2〕3、4番=「長打を狙え」〔3〕5-8番=「つなぐ。走者をかえす」。実戦形式の打撃練習では「終盤に2点を追う展開の無死一塁、1ストライクから」などと、あえて不利な状況を設定。だから大栄は「序盤に点を取られても余裕がある」と明かした。

 甲子園初勝利を挙げた指揮官は「自分たちで考えて相手投手を攻略してくれた。(継投の)4投手みんなに合格点をあげたい」。2回戦(14日)は鳴門(徳島)と対戦する。夏の最高成績は平成元(1989)、27(2015)年の準V。令和元年の甲子園。東北勢で初めて、深紅の大優勝旗を持ち帰る。 (赤堀宏幸)

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  • 4回途中から登板の仙台育英・大栄陽斗
  • 1989年、仙台育英の大越基投手
  • 5回裏1死満塁、仙台育英・大栄が右中間に走者一掃の三塁打を放つ=甲子園
  • 試合に勝利しウイニングボールを手にする仙台育英・須江航監督(中央左)=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 先発の仙台育英・笹倉=甲子園球場(撮影・榎本雅弘)