2019.8.8 05:04(1/2ページ)

履正社がド派手発進!大会タイ1試合5発、打つわ打つわ17安打11点大勝/甲子園

履正社がド派手発進!大会タイ1試合5発、打つわ打つわ17安打11点大勝/甲子園

九回、チーム5本目、自身2本目の本塁打を放つ桃谷(撮影・門井聡)

九回、チーム5本目、自身2本目の本塁打を放つ桃谷(撮影・門井聡)【拡大】

 第101回全国高校野球選手権大会第2日第1試合(履正社11-6霞ケ浦、7日、甲子園)1回戦が行われ、履正社(大阪)が17安打の猛攻で霞ケ浦(茨城)を11-6で下した。桃谷惟吹外野手(3年)が先頭打者弾を含む2本塁打を放つなど、2006年の第88回大会で智弁和歌山がマークした大会記録に並ぶ1試合チーム5本塁打で打ち勝った。

 試合開始から5球目。先頭打者の桃谷が放った打球はぐんぐん伸び、右翼席の最前列に飛び込んだ。この日、履正社が甲子園にかけた5本のアーチの口火をきった。

 「自分が塁に出ることを目標にして、その延長が本塁打になった。うれしかったです」

 最速148キロ右腕・鈴木寛の直球を捉えた。自身も勢いに乗った桃谷は10-6の九回にも2死から左中間へ本塁打。2番手の左腕・山本のチェンジアップを振り抜き「(1試合2本は)公式戦ではなかった」と本人も驚きの一打でチームの一発攻勢を締めくくった。

 桃谷に負けじとナインも積極的にバットを振った。一回2死から4番の井上が大阪大会から4試合連続となる本塁打を左翼席に放つと、三回には8番の野上、五回には7番の西川と下位打線にも一発が出た。

 1試合5本は、2006年に智弁和歌山が帝京戦でマークした大会記録に並んだ。岡田監督の「今までは(全部)合わせて5本くらいじゃないか」の言葉通り、過去春夏合わせて27試合で7本塁打だった。それが1日で5本を放ち、球史に履正社の名前を刻んだ。

 桃谷は、2年生だった昨夏も右翼手として出場したが、大阪大会準決勝で大阪桐蔭に九回2死から3点を奪われて逆転負け。試合後、中堅手の先輩・筒井太成(現近大)から「俺の分まで頑張ってくれ」とグラブを譲り受けた。新チームでは先輩と同じ中堅を守り、約束通り春夏連続で甲子園出場を果たした。

【続きを読む】

  • 一回、本塁打を放つ履正社・桃谷惟吹
  • 一回表、履正社・井上が左越えに本塁打を放つ
  • 三回表、履正社・野上が左中間に2ランを放つ
  • 五回、本塁打を放つ履正社・西川黎
  • 9回、本塁打を放つ履正社・桃谷=甲子園球場(撮影・萩原悠久人)
  • 1回、本塁打を放つ履正社・桃谷=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 6回、適時打を放つ履正社・内倉=甲子園球場(撮影・萩原悠久人)
  • 2回、適時打を放つ履正社・小深田=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 先発の履正社・清水=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 1回、本塁打を放つ履正社・井上=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
  • 霞ケ浦を破り、応援席へ駆けだす履正社ナイン=甲子園
  • 熱のこもった演奏で会場を盛り上げる履正社の吹奏楽部員ら=甲子園球場