2019.8.8 08:00

【エモやんの舌好調】巨人優勝の近道は「やさしい勝ち方」を増やすこと

【エモやんの舌好調】

巨人優勝の近道は「やさしい勝ち方」を増やすこと

5回、2ランを放つ巨人・阿部=ナゴヤドーム(撮影・甘利慈)

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 (セ・リーグ、中日3-9巨人、16回戦、巨人11勝5敗、7日、ナゴヤD)野球には、やさしい勝ち方と、難しい勝ち方がある。やさしい方を増やせれば、自然と優勝も近づく。巨人がそれを、改めて教えてくれたよ。

 思い出すのは阪神時代。球団初の最下位になった1978年だ。この年11勝したエモトは前半は先発を中心に6勝、後半はリリーフで、それも全て1点差試合で11セーブを挙げた。負け試合のベンチでは、よく後藤次男監督に「お~い、エモ、クリーンアップがカンカ~ンと打って、ピッチャーがピシッと抑えれば、勝てるのになあ…」とボヤかれた。それができれば確かに、やさしく勝てるわな。

 この日の巨人が、まさにそれ。丸と阿部の2ラン、岡本の2安打と、クリーンアップが甘い球を逃さなかった。ボール球を打たず、好球必打に徹する。それこそが打撃の基本。メルセデスも、無失点に抑えたイニングは先頭打者を抑えている。先頭を出さす、無駄な四球も出さず、勝負どころでは甘い球を投げない。投打とも、それらのセオリーを踏襲したからこその、連敗ストップだね。

 そこで本日の「叱咤(しった)激励」。やさしい勝利へのセオリーを頭にたたき込み、決して忘れないこと。当たり前のことを、当たり前にやること。1つ勝ったからといって浮かれず、地道にいくことだよ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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