【一問一答】
9回、ソラーテのサヨナラ本塁打に沸く阪神・矢野監督=甲子園球場(撮影・宮沢宗士郎)【拡大】
(セ・リーグ、阪神7x-6中日、15回戦、中日10勝5敗、30日、甲子園)阪神は中日戦で、九回に劇的な逆転サヨナラ勝ち。試合後のインタビューで、矢野燿大監督は新助っ人のソラーテの逆転サヨナラ弾に「何が起こったか分からない」と興奮を抑えられなかった。
--すごいゲームだった
「何て言えばいいんですかね。ちょっと分からないですね」
--とにかくソラーテが印象に残った
「最後ね。ああいうところで打ってくれるのはね。そういうとこに期待して来てもらった選手なんで。ほんとに。試合の中で、流れを変えるようなことをしてくれる選手なんで。まさかね…。打ってくれ、とは思いましたけど。ほんとに良く打ってくれました」
--ホームで言葉をかけていたが、どんな言葉を
「言葉が通じないんでね(笑)僕もセンキュー、センキュー、って言ってただけですけど。ちょっと何が起こったかか分からないような感じでした」
--近本も守備を含め、ゲームの流れを変えた
「そうですね。ただ、きょうも(チームで)ミスが多すぎたんで。そういうモヤモヤがずっとあって。ほんとに監督として、勝ったのは思い切り喜びたいんですけど。これで喜んでいいのかな…という自分と。両方いるような感じですね」
--ソラーテの守備について評価は
「こちらも見えない部分がありながら使ってるリスクというか。それはもう僕の責任なんで。そこは今後も見ていきながら、していかないといけないと思いますけど。きょうはすべてを取り返すようなことをしてくれてるんでね。これから考えます」
--リリーフ陣の踏ん張りも要所であった
「そうですね。本当に野手が足を引っ張っていく中で、その後を食い止めてくれたことが結果こうなっていると思いますし…。複雑なところですね」
--明日以降へ向けて
「打線は本当にいい形でヒットが出だしているので。そういうところでまずどう守るかというところもありますし、チーム全体で課題を克服していけるようにがんばります」