2019.7.28 05:02

創志学園・西、最速154キロも夏終わった「自分らしい投球、良かった」/岡山

創志学園・西、最速154キロも夏終わった「自分らしい投球、良かった」/岡山

九回、一走だった西は、自身が二塁で封殺されゲームセット

九回、一走だった西は、自身が二塁で封殺されゲームセット【拡大】

 第101回全国高校野球選手権大会岡山大会(27日、倉敷商2-0創志学園、倉敷マスカットスタジアム)岡山大会では、準決勝で創志学園が倉敷商業に0-2で敗戦。奥川らとともに「高校四天王」として注目されている創志学園の西純矢投手(3年)は、8回10安打2失点で最後の夏を終えた。

 また一人、「四天王」の夏が終わった。創志学園・西は泣きじゃくる仲間を引っ張るように整列。自身は涙は一切なく、すがすがしい表情で高校野球を振り返った。

 「3年間楽しかったので泣くより笑って終わろうと思った。最後に自分らしい投球をすることができて良かったです」

 力強い直球で奪った三振は10個。六回の101球目には自己最速を更新する154キロをマークした。味方が失策をしても笑顔で打者に集中する姿からは、精神的な成長もはっきりとみてとれた。

 昨夏の甲子園でみせたど派手なガッツポーズは批判も浴びた。試合会場でヤジを飛ばされたこともあった。しかし、この日は、最終打席となった九回にはスタンドから自然と拍手が送られた。

 「甲子園の批判があったから今の自分がある」。成長した右腕が次に目指すのはプロ野球の舞台だ。

 「もう一度甲子園に出て、成長した姿をみせたい気持ちもあった。この悔しい経験をいかしたい」。次はプロ野球選手として聖地のマウンドに立ってみせる。 (原田遼太郎)

西について阪神・山本スカウト「味方の失策から次を抑えることができるようになったのは成長。精神的に大人になった」

地方大会日程へ

  • そのままグラウンドに倒れ込んだ
  • 試合に敗れ、涙をながす創志学園・西純矢=倉敷マスカットスタジアム(撮影・水島啓輔)
  • 準決勝で敗れた、監督と抱き合う創志学園・西(左)=岡山県倉敷市
  • 試合に敗れ肩を落とす西純矢(中央左)ら創志学園ナイン=倉敷マスカットスタジアム(撮影・水島啓輔)
  • 高校四天王・今夏地方大会の動向