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【虎のソナタ】東京ドームで「先発藤浪」見たかった

【虎のソナタ】

東京ドームで「先発藤浪」見たかった

特集:
藤浪晋太郎
虎のソナタ
試合前、根尾(左)からあいさつされる藤浪。軍配は先輩にあがった

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 (セ・リーグ、巨人2-4阪神、14回戦、巨人9勝5敗、26日、東京D)球場入りした時、阪神の球団広報スタッフはかなりピリピリしていた。

 「ソラーテ選手には試合前には接触はしないで欲しい…」

 それでもう各社のトラ番記者は新助っ人がスタメンだということはピンときた。いわゆる『通り抜けならずで“通り抜け”が知れ』というヤツである。しかし…それだけ球団サイドのピリピリ感は痛いほどよくわかる。現状でソラーテ選手の背中にのし掛かるのは相当なプレッシャーと、ききしにまさる人気チームへの期待と、起死回生の起爆剤として、かなりハイテンションで強引で切実な希望なのだ。

 織原祥平記者は「実に陽気でプレッシャーには平然としているのか、それとも意識的にそういう雰囲気をかもしだしているのか…とにかくリラックスしてました。マルテ選手ともジョークをいいあったりして笑顔があふれてました。守備はショートで入念にやってましたし…実にわかりやすい選手ですョ」という。

 なんとなくほのぼのした。というのは長年、阪神の助っ人、それも少しあわてて途中から獲得した場合はかなり苦しいケースが多い。だが…ソラーテはとにかく明るいのがワンダフルである。

 編集委員上田雅昭はサンケイスポーツ専属評論家の小早川毅彦氏が新外国人をジッとみつめているので、早速「どうかなぁ…」と水をむけてみたそうだ。すると小早川氏の反応は手探りの反応ではなく“立て板に水”にいろいろな部分を指摘しながら「面白い! これはちょっと面白いョ」とシャキシャキとしたトーンが返って来た。というのも小早川氏はNHKでメジャーリーグの中継も数多く担当していて「実はソラーテはよく知っていて、何度も見ている」のだ。だから上田は「俺は小早川氏の“面白い”という言葉の裏側に何か具体的なものがピンときたとみとるんや」という。

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