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小園が球団高卒新人39年ぶり1号!広島、7連勝で貯金『1』

小園が球団高卒新人39年ぶり1号!広島、7連勝で貯金『1』

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小園が4安打と躍動。広島を7連勝に導いた (撮影・長尾みなみ)

小園が4安打と躍動。広島を7連勝に導いた (撮影・長尾みなみ)【拡大】

 (セ・リーグ、ヤクルト3-12広島、15回戦、ヤクルト8勝7敗、26日、神宮)浮いた変化球を神宮の右中間席へ突き刺した。広島D1位・小園海斗内野手(報徳学園高)が三回2死一、二塁で、プロ初本塁打となる1号3ラン。初打点も挙げた。

 「上からたたくことができた。全力でやって結果が付いてくればいい」

 球団の高卒新人が1年目に本塁打を記録するのは1980年の長嶋清幸(静岡県自動車工高、1年目は10試合で1本塁打)以来39年ぶりで、緒方監督にも、天才と呼ばれた前田智徳にもできなかった快挙だ。

 先月19歳になった遊撃手の顔にはまだあどけなさが残るが、動きはリーグ3連覇中の面々に入っても遜色ない。二回の中前打で勢いづき、三回に本塁打、五回は二塁打。三振を挟み、サイクル安打の期待が高まった九回は左翼線へ適時二塁打。二塁を回ったところで少しためらい「行ったら良かった」と笑顔で悔やんだが、初の4安打で7連勝に貢献した。

 春のキャンプ中、激励に訪れた恩師の報徳学園高の大角監督は「精神的に強い」と言い、負けん気の強さを長所に挙げた。入団当初は首脳陣から教わった技術論をなかなか理解できなかったが、必死に食らい付いた。16日から先発を続け「一打席一打席、経験させてもらっている」と、全てを成長の糧にしている。

 視察した日本代表の稲葉監督を「非凡な才能を持っている」とうならせた逸材は「満足することなく(今後も)打ちたい」と勇ましかった。

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  • 3回、3点本塁打を放ち生還した広島・小園は野間らナインから手荒く祝福された=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
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  • 2回、本塁打を放ち生還した三好を出迎える広島・緒方監督=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
  • 2回、本塁打を放つ広島・三好=神宮球場(撮影・長尾みなみ)