2019.7.27 14:44

星稜が逆転勝ちで決勝進出 奥川がリリーフ&2本塁打/石川

星稜が逆転勝ちで決勝進出 奥川がリリーフ&2本塁打/石川

第101回高校野球選手権石川大会準決勝・鵬学園戦に勝利し、ガッツポーズをつくる星稜・奥川恭伸投手(3年)(撮影・須藤佳裕)

第101回高校野球選手権石川大会準決勝・鵬学園戦に勝利し、ガッツポーズをつくる星稜・奥川恭伸投手(3年)(撮影・須藤佳裕)【拡大】

 第101回全国高校野球選手権石川大会準決勝が27日、石川県立野球場で行われ、星稜は鵬学園に延長十回、8-6で勝利し、2年連続の決勝進出を決めた。今秋のドラフト1位指名候補の最速153キロ右腕・奥川恭伸投手(3年)は2番手で登板し、4回3安打2失点(自責1)。打っては2打席連続本塁打の3打点と活躍した。

 先発・寺沢孝多投手(3年)が3連打を浴びて4-3と追い上げられた七回無死二塁で、背番号「1」が登場。2者連続三振とした後に四球で一、二塁となり、左翼手のグラブをかすめる2点三塁打で逆転とされた。

 「ベンチ(スタート)だったので絶対に抑えたかったですけど、向こうの流れを断ち切れなかった。打者の気迫を感じて甘いところにいってしまったので、そういうことが起こってはいけない」

 自らへの情けない気持ちはバットにぶつけた。直後の八回先頭で打席へ。2球目を打ち損じてファウルフライを打ち上げるも、一塁手が落球。仕切り直して4球目を左翼スタンドに運び、すぐさまふりだしに戻した。

 八、九回をともに三者凡退で切り抜けると、延長十回は1死二塁で再び左方向へ、効果的な勝ち越し2ラン。その裏は1点を返されるも、後続を抑えて逃げ切った。

 試合終了後の整列で鵬学園ナインと健闘をたたえ合うと、安ど感から涙がこぼれた。最後まで突き放しきれない展開が続き、準々決勝・遊学館戦に続く苦戦での勝利。「きょうみたいなゲームをしていたら苦しい展開になってしまう。次は初回からこっちのペースで試合が進められるように、きょうみたいなことがあっても絶対にあきらめることなく戦っていきたい」と笑顔はなかった。

 4季連続の甲子園まであと1勝。気を引き締めて、大一番に臨む。