2019.7.25 18:47

新潟高野連会長、大船渡・佐々木登板回避「勇気ある決断」/岩手

新潟高野連会長、大船渡・佐々木登板回避「勇気ある決断」/岩手

ベンチから喜ぶ花巻東の選手を見つめる大船渡の佐々木朗希投手=25日、盛岡市の岩手県営野球場

ベンチから喜ぶ花巻東の選手を見つめる大船渡の佐々木朗希投手=25日、盛岡市の岩手県営野球場【拡大】

 第101回全国高校野球選手権大会岩手大会の決勝が25日、盛岡市の岩手県営野球場で行われ、最速163キロの球速で注目の佐々木朗希を擁する大船渡は、米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平の母校、花巻東に2-12で敗れて、35年ぶりの甲子園大会出場はならなかった。3年生の佐々木は出場することなく、高校生最後の夏が終わった。

 佐々木は24日の準決勝では129球を投げて完封していた。大船渡の国保陽平監督は「投げられる状態であったかもしれないが、私が判断した。理由としては故障を防ぐこと」と試合後に語った

富樫信浩新潟県高野連会長の話「(登板回避は)勇気ある決断。本人は投げたかったのかもしれないが、甲子園が全てではないという選択をした。僕はそこが大事だと思う。(佐々木には)次のステップが待っている。終盤の過密日程も問題で個人的には6月下旬から地方大会を始めるのも手だと思う。(国保監督は)批判されるかもしれないが、否定されたら、高校野球界にとってはマイナスだ」

プロ野球巨人の原辰徳監督の話「(佐々木について)苦渋の決断をしたのではないかと察する。どういう決断をしても、彼とみなさんで決断したことが正しかったと思う。(資質は)たとえようのない選手。ぜひ甲子園の舞台で見てみたかったのが率直な意見」

プロ野球ロッテの吉井理人投手コーチの話「(佐々木について)個人的には連投する姿も見てみたかった。高校野球のバックグラウンドを考えると、投げさせてやれと言う人の気持ちも分かるし、選手個人の将来を考えろという意見も分かる」

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  • 第101回全国高校野球選手権大会岩手大会の決勝で花巻東に敗れ、唇をかみしめる大船渡の佐々木朗希投手(左から2人目)=25日、盛岡市の岩手県営野球場
  • 岩手大会決勝で花巻東に敗れ、ベンチで顔を覆う大船渡・佐々木(奥)=岩手県営野球場
  • 取材に応じる大船渡・佐々木=岩手県営野球場(撮影・山田俊介)