2019.7.25 13:38

創志学園・西、12K1失点完投で準決勝進出/岡山

創志学園・西、12K1失点完投で準決勝進出/岡山

 第101回全国高校野球選手権岡山大会準々決勝が25日、倉敷マスカットスタジアムで行われ、創志学園が岡山東商に3-1で勝利した。今秋のドラフト1位候補の創志学園・西純矢投手(3年)は五回に先制こそ許したものの、先発して9回を投げきり、12奪三振で1失点の快投。打線も七回に岡山東商の先発・村上陸投手(2年)から2点を奪って逆転した。

 先制されても、足がつっても、西は顔色ひとつ変えず落ち着いていた。

 「粘り強いピッチングができれば、と思っていた。絶対に打ち返してくれると信じていた」

 一回を三者連続三振で抑えて最高の立ち上がりを見せたが、五回に1点を失った。それでも崩れることは一切なく後続を断ち切り、自分の投球に集中。最速149キロの直球とスライダー、カーブ、フォークを駆使して三振の山を築いた。

 西の好投に打線も奮起した。七回に安打と四球で一死満塁とすると、金子勝星内野手(3年)が同点の右前打。さらに押し出しで1点追加し逆転に成功した。続く八回には森末響外野手(3年)が左翼へソロ本塁打。長沢監督も「脱帽した」と話す一発で、好投手の村上を攻略した。

 西は八回途中で右足のふくらはぎがつり、マウンドを降りて治療を受けるアクシデントも。それでもベンチ裏で治療を受けて復帰し、9回を114球で投げきった。「マウンドを譲るつもりはなかったです」。甲子園まであと2勝。「疲れはない。全然大丈夫」と決勝まで連投で2年連続の夢舞台をつかみにいく。