2019.7.23 10:00(1/2ページ)

【令和にかける男たち】ソフトB・甲斐野、日の丸ユニ「着ることできたら」…160キロ「投げてみたいな」

【令和にかける男たち】

ソフトB・甲斐野、日の丸ユニ「着ることできたら」…160キロ「投げてみたいな」

特集:
令和にかける男たち
ボールを手に、ポーズを取る甲斐野。常勝軍団に欠かせない右腕だ (撮影・村本聡)

ボールを手に、ポーズを取る甲斐野。常勝軍団に欠かせない右腕だ (撮影・村本聡)【拡大】

 各球団のキーマンを直撃する企画の第7回は、ソフトバンクのドラフト1位・甲斐野央投手(22)=東洋大。新人ながら開幕からセットアッパーを務め、開幕戦でプロ初勝利。森唯斗投手(27)の離脱中はクローザーを任された。最速158キロ右腕は、現在地を冷静に自己分析。夢の160キロへの思いや将来像も含めて語った。 (取材構成・安藤理)

 --チーム最多タイの38試合に投げて1勝2敗8セーブ、防御率2・55

 「ゼロに抑えて帰ることしか考えていません。成績は後で振り返って、来年以降につなげたいです」

 --現在の課題は

 「走者を背負ったときの粘り強さ。いい投手はピンチになればなるほどギアを入れて、いい投球ができる。東京ドームで森さんに打たれた本塁打(8日の西武戦、九回2死二塁で逆転2ラン)がすごく印象に残っています。あと一死、あと一球。いい経験ですが、後半はそんなこともいっていられないので」

 --クローザーの森が離脱して代役を任された

 「全然想像していませんでした。何としても抑えたかったけど失敗して、次も投げさせてもらった。すごく期待してもらっている、応えないとって思いました」

 --やりがいは

 「正直いって楽しくはないですね。抑えてマウンドに集まったときの安心感は大きいですが、投げる前は3点差でもドキドキします。相手は一流ばかり。打たれても開き直れる部分はあるし、自分のボールを投げて打たれたら切り替え。でも投げられずに打たれるのは悔いが残る。それだけは意識しています」

 --プロでは最速158キロ。160キロは

 「それよりも打者を抑えることが大事、と言ってきましたが、千賀さんが開幕戦で161キロを出したときの迫力がすごくて、投げてみたいなと率直に思いました」

 --今季の千賀は筋力強化で球速も上がった

 「トレーナーさんが『千賀は持っているエンジンが大きくなった』と話してくれる。僕もそうなりたいし、千賀さんからもいろいろ吸収したい。今もトレーニングでよくなっているし、辛抱強く続けて、効果も6月頃から出てきました」

【続きを読む】

  • 甲斐野央の年度別登板成績