2019.7.22 05:03

どっコイG3連倒!広島、自力V消滅危機にサヨナラ勝ち

どっコイG3連倒!広島、自力V消滅危機にサヨナラ勝ち

飛びつかれ、水をかけられ、手荒い祝福を受ける鈴木(撮影・福島範和)

飛びつかれ、水をかけられ、手荒い祝福を受ける鈴木(撮影・福島範和)【拡大】

 (セ・リーグ、広島2x-1巨人=延長十回、14回戦、広島9勝4敗1分、21日、マツダ)昨季までリーグ3連覇の王者とその主砲が意地を見せた。

 一つでも負ければ自力優勝の可能性が消滅する状況で、広島が巨人に3連勝。延長十回にサヨナラ打を放ち、3連戦を締めた24歳の4番・鈴木は「最高の場面で、首位ジャイアンツにこういうゲームができて良かった」と声を弾ませた。

 1-1の延長十回1死満塁で打席へ。

 「しっかりと自分の打撃ができるように、絶対に決めてやろうと思った」

 ボール、見逃しストライクからの3球目。マシソンの内角低めの149キロ速球に食らい付き、右前に運んだ。仲間から水を掛けられて祝福された主砲は「何とか落ちてくれと思った。最高です」と無邪気に喜んだ。

 バティスタが目の前で申告敬遠で歩かされていた。4番として闘志が沸き立つ場面にも、本人は「普通です」と平然と言う。それより、狙い球など頭の中を整理することに集中していた。

 緒方監督はその姿勢に成長を感じ、得点機でも強引にいかない打撃を「さすがカープの4番。誠也はすごい。たいしたもの」と絶賛した。

 3連勝してもまだ借金3。相手はこの3連敗で17日のヤクルト戦から4連敗となってもまだ貯金15。ゲーム差は9で、この先も広島が負けて巨人が勝てばその瞬間に自力優勝の可能性が消える状況は変わっていない。

 まだまだ首位・巨人の背中は遠い。鈴木は、「一戦一戦が勝負。勝つしかない」と周囲を鼓舞するように言った。

試合結果へ

  • 打った瞬間、サヨナラを確信して右手を突き上げた
  • 10回、サヨナラ適時打を放つ広島・鈴木=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 1回、先発の広島・九里=マツダスタジアム(撮影・福島範和)
  • 1回、先制右越え本塁打を放った広島・西川=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 4回、左前ヒットを放つ広島・松山=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 10回、力投する広島・今村=マツダスタジアム(撮影・福島範和)
  • 広島・坂倉に氷水をぶっかけられる鈴木=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)