ロッテの藤岡裕大内野手(25)が20日、札幌市内の病院で右大腿二頭筋損傷(II度)と診断された。全治は4~6週間とみられ、出場選手登録を抹消されることが決まった。
この日の試合前、井口監督は「(出場は)ちょっと厳しいですね。一度抹消します。代わりの選手に頑張ってもらうしかない」と話した。
正遊撃手の藤岡は前日19日の試合前の走塁練習中に右足を痛め、試合には「9番・遊撃」で先発出場したが、六回の守りからベンチに退いていた。
藤岡は5月22日にも右大腿二頭筋肉離れで出場選手登録を外れ、1軍復帰まで約1カ月を要した。正遊撃手がまたしても長期離脱。上位進出を狙うチームにとって、大きな痛手となった。