2019.7.20 08:00

【エモやんの舌好調】巨人、凶と出た菅野への“温情”

【エモやんの舌好調】

巨人、凶と出た菅野への“温情”

特集:
菅野智之
6回 広島・安部にソロ本塁打を浴び、炭谷に謝る巨人・菅野=マツダスタジアム(撮影・福島範和)

6回 広島・安部にソロ本塁打を浴び、炭谷に謝る巨人・菅野=マツダスタジアム(撮影・福島範和)【拡大】

 (セ・リーグ、広島7-6巨人、12回戦、広島7勝4敗1分、19日、マツダ)逆転を許したのはマシソンだけど、敗戦のキーマンは、やはり先発の菅野だよ。

 今季のパワー不足は明らかで、この日も立ち上がりから、決して好調とは思えなかった。前半で5-0とリードしたことで、原監督にも、これまでの戦いぶりとは違う、ある種の計算が出たかもしれない。

 エースに完投させて、波に乗ってもらって、本来の姿を取り戻してもらえれば…。山口との両巨頭体制が確立できれば、チーム状態はますます盤石になるはず…。そう考えたのだろう。

 七回の攻撃でも菅野に代打を送らず、その裏も投げさせた。この回の頭から交代でもよかったくらいだよ。続投は、菅野への期待度が高いから。昨年までの菅野とは状態が違うだけに、珍しく采配を誤ったといえるね。

 首位を走る巨人と、Bクラスに低迷する広島。四回までは、立場が変われば内容もこうも違うかと、つくづく感じる展開だった。ビヤヌエバに早々に代打・阿部を送り、試合を決めにいった。そして5点目を取り、ワンサイドのムードを醸し出した。それだけに、“非情”な原監督らしくない菅野への“温情”が凶と出たね。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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