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【小早川毅彦のベースボールカルテ】また昨夏のような猛暑に!?球児たちはしっかり体調管理を

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

また昨夏のような猛暑に!?球児たちはしっかり体調管理を

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小早川毅彦のベースボールカルテ

 今年の梅雨は肌寒い日が多い。13日に甲子園で行われたオールスター第2戦は雨が降り続く中での試合になり、選手もお客さんもかわいそうだった。私は甲子園でのオールスター戦に特別な思い出がある。プロ4年目の1987年、第3戦だ。

 私は監督推薦で、新人だった84年以来2度目の出場。四回に代打で左前打を放つと、全セの阿南準郎監督(広島)から左翼守備に就くように命じられた。困った。外野は公式戦で何度も守っているが、持ってきているのは本職のファーストミットだけだったからだ。

 キャッチャーミットは捕手だけ、ファーストミットは一塁手だけに許されたもので、他のポジションで使ってはいけない(捕手や一塁手が普通のグラブで守るのは可)。ベンチを見渡すと、野手は先輩ばかり。「グラブを貸してください」とは言えなかった。

 仕方なくファーストミットを手に左翼へ向かうと、やはり線審から「駄目だよ」と注意された。困った表情をすると事情を察して、「体の後ろに隠しておけ」と助け舟を出してくれた。なので右手だけを右膝に当て、ファーストミットをはめた左手は背中に回して投球を待った。

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