2019.7.17 08:00

【黒田正宏 軍師の断】阪神、4番大山なら5番はタイプ異なる高山

【黒田正宏 軍師の断】

阪神、4番大山なら5番はタイプ異なる高山

特集:
黒田正宏 軍師の断
高山俊
阪神・高山

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 (セ・リーグ、中日3x-2阪神、13回戦、中日9勝4敗、16日、ナゴヤD)4番大山以下が無安打での4安打負け。打線が機能しなかった典型的な試合だ。しかも、1番近本と2番糸原で3四死球を得たことも考えると、あまりにも寂しすぎる。

 大山を主軸から外さないという矢野監督の考えに沿えばポイントは5番になる。この日は松坂に相性がよかった陽川を起用したが、三回2死満塁の勝ち越し機で見逃し三振…。もっと積極的な姿勢を見せてほしかった。

 また、相手バッテリーからすれば大山、陽川と似たタイプが並ぶことで攻めにくさはなかったはず。今後、福留やマルテの復帰を待ちながらになるが、私は5番に高山を起用することを薦めたい。

 高山はこの日、ヒットこそ出なかったが、九回に四球を選ぶなど、状態は悪くない。新人王を獲得した2016年には長いシーズンを経験しており、投手の左右も苦労しない。しかも、4打席で結果を出すタイプ。5番に高山、6番に原口か陽川を置くことでジグザグ打線にもなる。相手にとっていかに嫌らしい打線を組むか、だ。

 先発投手が2失点以下に抑えながらも点がとれないため、閉塞感がある。この状況を打破するには打線の組み替えしかない。カギは高山だ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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