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大船渡・佐々木、2回完全!「6割」の力で147キロ&打っては先制2点三塁打/岩手

大船渡・佐々木、2回完全!「6割」の力で147キロ&打っては先制2点三塁打/岩手

先制の適時三塁打を放った大船渡・佐々木朗希

先制の適時三塁打を放った大船渡・佐々木朗希【拡大】

 登板するか未定だったこともあり、プロ球団では阪神の関係者のみが視察。初めて生で見た和田テクニカルアドバイザーは「球の切れ、変化球は一級品」と舌を巻いた。

 試合開始は午前11時半ながら、最速163キロ右腕を見ようと、早朝から開門を待つ人の列ができ、最も近い第1駐車場は午前7時25分に満車に。岩手県高野連が事前に臨時の500台分を確保してあったことで、大きな混乱はなかったが、最寄りの交番から警察官2人が駆けつけてパトロールを行うなど、球場は異様な雰囲気に包まれた。試合中、普段は使わない外野席も開放。報道陣は岩手県内外合わせて39社から集まり、米ロサンゼルス・タイムズ紙の記者の姿もあった。

 横浜・及川(およかわ)、星稜・奥川、創志学園・西と並んで「高校四天王」と称される中でも、別格の注目を浴びる佐々木が引っ張り、大船渡は1984年以来35年ぶりの聖地を目指す。次の3回戦は18日、一戸と対戦。「負けたら終わりなので一戦一戦、目の前の敵と戦ってみんなで(あと)5勝できたら」と佐々木。「令和の怪物」が、夢の全国舞台へと突き進む。 (樋口航)

17安打14得点の快勝にも大船渡・国保監督「いいことも悪いことも全て忘れて次に臨んでいきたい」

佐々木 朗希(ささき・ろうき)

 2001(平成13)年11月3日生まれ、17歳。岩手・陸前高田市出身。高田小3年で野球を始め、11年の東日本大震災で被災し、大船渡市へ移る。大船渡一中では軟式野球部。大船渡高では1年夏からベンチ入り。昨秋は岩手大会4強。4月の高校日本代表候補研修合宿で高校生史上最速の163キロをマーク。190センチ、86キロ。右投げ右打ち。家族は母と兄、弟。

地方大会日程へ

  • 佐々木が上々の船出。力の入れ具合は「6割」という軽めの投球で、打者を牛耳った(撮影・矢島康弘)
  • 佐々木の全投球
  • 満席のスタンド
  • 朝7時半頃に満車になった第一駐車場
  • 遠野緑峰との試合を終え、記者の質問に答える大船渡・佐々木=花巻球場
  • 1回、大船渡・佐々木朗希が先制右適時三塁打を放つ=花巻球場(撮影・矢島康弘)
  • 1回、大船渡・佐々木朗希が先制右適時三塁打を放つ=花巻球場(撮影・矢島康弘)