2019.7.16 08:00

【若松勉 芯打ち登場】見事な一発巨人「1番・亀井」大正解

【若松勉 芯打ち登場】

見事な一発巨人「1番・亀井」大正解

11回、2点本塁打を放つ巨人・亀井=長野オリンピックスタジアム(撮影・福島範和)

11回、2点本塁打を放つ巨人・亀井=長野オリンピックスタジアム(撮影・福島範和)【拡大】

 (セ・リーグ、ヤクルト4-7巨人=延長十一回、12回戦、巨人7勝5敗、15日、長野)亀井の本塁打は、見事のひと言に尽きる。

 送りバントの処理で一塁に悪送球し、失点につなげた五十嵐の、精神的な“エアポケット”を見逃さず、真ん中にスーッと入ってきたストレートをしっかり、とらえた。

 今季は体調のよさをキープしている上に、大事な場面で打つ。状況によってコースと球種を絞るなど、ベテランならではの読みもさえている。

 いまさらながら、亀井の1番は正解だった。従来の、俊足で出塁を優先する1番とは違い、アベレージは2割台後半で安定し、長打もある。2番・坂本勇と3番・丸も打ちやすいだろう。亀井を生還させることに専念できるケースが、増えてくるからだ。

 相手バッテリーからすれば、坂本勇と丸がいるため、亀井と勝負せざるをえないケースも増えてくる。亀井の勝負強さが一層、モノを言うことになる。

 巨人は打線だけでなく、リリーフ陣も上向いてきた。田口は体が絞れて、ボールにキレが戻ったし、初登板のデラロサも、マウンドを重ねる度にスライダーのキレが出てくるはず。独走態勢はますます、揺るぎないものになりつつある。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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