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【虎のソナタ】歴史にも心にも残る甲子園球宴

【虎のソナタ】

歴史にも心にも残る甲子園球宴

特集:
虎のソナタ
サイクル安打を達成した近本(右)に原監督も目を丸くする。後半戦、脅威になりまっせ!

サイクル安打を達成した近本(右)に原監督も目を丸くする。後半戦、脅威になりまっせ!【拡大】

 マイナビオールスターゲーム第2戦(13日、全セ11-3全パ、1勝1敗、甲子園)舞台は甲子園へ。オールスターが虎の本拠地にやってきた。第1戦で原口が感動弾を放って、ガ然注目を集めることになったことしの球宴。第1回が甲子園で行われたのは有名な話だ。2リーグ分立翌年の1951年のことだった。それから68年目の夏。

 「東京ドームの360度から声援を受ける原口の人気はホンマに凄かったです。これが甲子園に行くとどうなるのか」

 後輩たちから、そんなメールをもらって、ならば久々に球宴をのぞきたくなった。ただ、オールスターは各社取材人数が制限があって、取材証にも「グラウンド取材可」「グラウンド取材不可」が記されている。オジャマ虫だから遠慮気味に「グラウンド不可」の取材証でウロウロしていたら…。

 「先輩、私の『グラウンド取材可』と交換しましょう」

 声を掛けてきたのはトラ番の姫・箭内桃子。なんて優しいんだ…。ただ、オマケのセリフがあって。

 「次、甲子園で開催される時は先輩が生きてるかどうか、分からないでしょ。グラウンドに入った方がいいですよ」

 グサッ! おしとやかな道産子娘が、関西にやってきて3年。いつの間にか“毒ガス”を吐きまくるナニワ女になってしまったのか。かわいいから許すけど。

 「甲子園のオールスターといえば、2014年ですよ。僕は見に来て、大谷(日本ハム-エンゼルス)の162キロを目撃しました。大谷と藤浪がキャッチボールもして」

 トラ番・竹村岳は“目撃談”を熱く訴えかけてきた。竹村はまだ学生だったという、大谷の剛球伝説。当時のトラ番として取材したのは現オリックス担当・西垣戸理大。

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