2019.7.14 13:00

【球界ここだけの話(1678)】支配下契約した広島・モンティージャ、ドミニカ左腕を1軍で早く見たい

【球界ここだけの話(1678)】

支配下契約した広島・モンティージャ、ドミニカ左腕を1軍で早く見たい

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サンスポ記者の球界ここだけの話
支配下登録された広島・モンティージャ

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 フランスア以上の逸材があらわれる。ドミニカ共和国の「カープアカデミー」出身のエマイリン・モンティージャ投手(23)が10日、支配下契約を締結した。

 同アカデミーの投手コーチで、今春から通訳として来日中のファン・フェリシアーノ氏(39)は「フランスアより球は速いよ。テークバックが小さくて、すごく汚い回転をする。フランスア以上になれるかは本人の努力次第だね」と太鼓判を押した。

 190センチ、115キロの長身左腕はスリークオーターが特長で150キロ台の直球にスライダー、チェンジアップ、フォークを操る。昨秋キャンプで初来日し、5月に育成契約を締結。2軍では8試合で2勝2敗、防御率1・98と好成績を残し、支配下契約を勝ち取った。

 低迷する赤ヘルの救世主として期待を集めるドミニカンが憧れるのは、同じ左腕の床田寛樹投手(24)だ。早速床田に聞いてみると「僕ですか!? スペイン語もしゃべれないですし…」と驚きの表情。昨秋の宮崎キャンプでは一緒に練習をしたことを思い出し「そういえば最初、フィールディングをわかっていなかったですよ。日本に来るまで野球のルールを知らなかったみたいです。それでも150キロの真っすぐをバーンと投げる。アイツは才能の塊です」と絶賛した。

 佐々岡真司投手コーチ(51)は3日のヤクルト戦(マツダ)の試合前に、マツダスタジアムから約25キロも離れている大野練習場を電撃視察。モンティージャのブルペン投球を見つめて「一番は球の速さ。最近は球が暴れなくなっている。先発タイプ。外国人枠の関係もあるけど、周りの良い刺激になればいい」と期待を込めた。

 「よく『俺はメジャーリーガーになる』って言っていたよ。練習も一生懸命頑張るし、とても闘争心のある選手です」とフェリシアーノ氏。外国人枠の関係もあるが、ウワサのドミニカンを早く1軍で見てみたい。(柏村翔)