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阪神・近本、ファンの期待に即“盗”!代走で初球いきなり走った/球宴

阪神・近本、ファンの期待に即“盗”!代走で初球いきなり走った/球宴

六回、代走で出場した近本が初球スチールに成功! ファンの期待に応えた(撮影・福島範和)

六回、代走で出場した近本が初球スチールに成功! ファンの期待に応えた(撮影・福島範和)【拡大】

 マイナビオールスターゲーム第1戦(12日、全セ3-6全パ、全パ1勝、東京D)虎の代表として、ファンのために、初球から駆けた。夢舞台に浮足立つことはない。ファン投票で選出された阪神のD1位・近本光司外野手(大阪ガス)が代走で球宴初盗塁。磨いてきた快足を全国の舞台で披露し、心から野球を楽しんだ。

 「ファンの方に選んでいただいたので、ファンの方が求めるようなことをしたかった。初球から絶対に走ってやろうという気持ちでした。結果的に初球から走れたのは一番よかったと思います」

 前半戦リーグ3位の19盗塁をマークした快足ルーキー。六回1死。丸(巨人)が右前打を放つと颯爽とベンチから飛び出した。松井(楽天)-森(西武)のバッテリーと対峙し、初球からスタート。左足を二塁に突き刺し、審判の両手が広がった。2016年の高山以来、球団新人では3人目の球宴での盗塁だ。

 八回1死一塁の打席では投ゴロで併殺崩れ。再び一走となると、ここでも果敢にチャレンジした。今度は森に刺されたものの、ファンのためにも「走る姿勢」を示したかった。初の球宴で十分すぎる爪痕を残し、少年のような笑顔が弾けた。

 「超積極的」を掲げる矢野虎のルーキーは、夢舞台でも同じ姿勢だ。ずっとテレビで見てきた球界のスターたちに臆することはない。試合中のベンチでは3度の盗塁王に輝く山田哲(ヤクルト)の言葉に耳を傾けた。

 「(山田さんは)常にいく意識で、けん制がきたら戻れる体の反応ができている、と。『勝手に反応している』と言っていたので、そんな体の使い方があるんだというふうに思いました」

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  • 本塁打を放った原口を出迎える近本(左端、隣は山田哲)
  • 練習中、秋山(右)に教えを請う近本
  • 6回、二盗決める阪神・近本=東京ドーム(撮影・斎藤浩一)
  • 6回裏、代走の阪神・近本が二塁へ盗塁成功=東京ドーム(撮影・今野顕)