2019.7.13 08:00

【真中満氏 満点ど真ん中】際立つパ打者のスイングスピード、強さ

【真中満氏 満点ど真ん中】

際立つパ打者のスイングスピード、強さ

特集:
真中満氏 満点ど真ん中
2回、2ランを放つ西武・森=東京ドーム(撮影・松永渉平)

2回、2ランを放つ西武・森=東京ドーム(撮影・松永渉平)【拡大】

 マイナビオールスターゲーム第1戦(12日、全セ3-6全パ、全パ1勝、東京D)全体的に全パの打者のスイングスピード、強さが際立っていた。

 二回に本塁打を放った森は、もともと相手が直球中心と分かれば確実に捉えられる打者。直球勝負の空気になる球宴で毎度、本塁打を記録できるのは必然といえる。六回に球宴初アーチを放った山川もスイングがとにかくアグレッシブ。大瀬良に対し、全球振ってきた1打席目の三振を見れば、初球からど真ん中の直球が来たら逃すはずがない。

 私は2009年から13年まで2軍の打撃コーチ、監督を務めたが、その間、イースタン・リーグで対戦したパ・リーグ、特に西武の打者は印象的だった。体が大きくてスイングに力がある選手を獲得し、若いうちは細かい変化球への対応などを気にせず、ひたすらストライクゾーンに来た球を振ることを徹底させる。

 この日、バックスクリーンに運んだ浅村もその一人で、最初は粗さがあったが経験を積むうちに変化球にも対応し、隙のない打者になった。

 交流戦の対戦成績そのままに、球宴も全パが5連勝。全セが13日の試合で強烈なスイングの全パの打者を封じるには、先発・菅野の投球がカギとなる。また、第1戦で3三振を喫した村上には、この“洗礼”を糧に活躍を期待している。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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  • 6回、本塁打を放つ西武・山川=東京ドーム(撮影・福島範和)