2019.7.12 05:04

野村軍、古田ヘッド“泣きの一回”ファンサービス/ヤクルトOB戦

野村軍、古田ヘッド“泣きの一回”ファンサービス/ヤクルトOB戦

ベンチで笑顔を見せる野村監督(右)と古田(中央)。かつてと同じ光景が再現された(撮影・福島範和)

ベンチで笑顔を見せる野村監督(右)と古田(中央)。かつてと同じ光景が再現された(撮影・福島範和)【拡大】

 ヤクルト球団設立50周年を記念した初のOB戦「オープンハウス presents Swallows DREAM GAME」が11日、本拠地の神宮球場で開催された。

 雨の神宮に集まったヤクルトファンの歓声に“泣きの一回”で応えた。当初は五回で終了予定だったが、野村軍の古田ヘッドコーチらが若松軍と交渉し、延長戦が実現した。試合終了後、グラウンドを一周した同ヘッドが『代打・野村』の舞台裏を明かした。

 「スワローズファンから『野村監督の雄姿が見たい』という声があった。試合前に話して『いこうか』とOKをいただいた。ファンの声援に監督も感激されていた」

 当初は打席に立つだけの予定だったが、野村監督はバットを構え、スイングで応えた。試合中は野村監督の横に座り、会話を楽しんだ。

 07年の現役引退時に「また会いましょう」とあいさつし。あれから12年。往年の名選手たちが集ったOB戦で、ファンに「また5年後、10年後にやるのでは。10年後、また会いましょう」と約束した。

 1990年代の黄金時代を中心選手として支えた池山も、攻守で存在感を放った。遊撃守備でダイビングキャッチを披露すると、四回無死一塁からは右中間に適時二塁打。背番号1の後輩、山田哲のバット、手袋、リストバンドを拝借し、優秀選手賞に輝いた。

 「引退試合ぶりにユニホームを着て、神宮でプレーする姿をみせられた。幸せな時間を過ごせました」。ヤクルト一筋で通算304本塁打。53歳になった“ブンブン丸”のフルスイングにスタンドを埋めた燕党は酔いしれた。 (長崎右)

  • 池山は四回の遊撃守備で打球を好捕し、二塁へトスした(撮影・矢島康弘)
  • スワローズドリームゲーム、伊東昭光
  • スワローズドリームゲーム、川崎憲次郎