2019.7.12 13:00

【球界ここだけの話(1676)】大谷翔平、佐々木朗希と岩手から好投手続出、関係者は理由について「! ? !?」

【球界ここだけの話(1676)】

大谷翔平、佐々木朗希と岩手から好投手続出、関係者は理由について「! ? !?」

特集:
大谷翔平
サンスポ記者の球界ここだけの話
大船渡高・佐々木朗希

大船渡高・佐々木朗希【拡大】

 菊池雄星投手(米マリナーズ)、大谷翔平投手(米エンゼルス)と大船渡高のMAX163キロ右腕、佐々木朗希投手(3年)。なぜ、岩手県からスケールの大きい好投手が続けざまに輩出されるのか。この疑問、実は東北球界の関係者も不思議に感じている。

 2000年から東北のアマ球界で逸材を追い続けている広島・近藤芳久スカウト(53)は「偶然だろう」と語った。

 福岡高(岩手)のエースとして夏の甲子園に出場経験のあるDeNA・欠端光則スカウト(56)は「この質問、よく聞かれるんだ…」と前置きした上で「野球のレベルは上がっています。リトルリーグ、シニアリーグがあって」と中学時代から硬球を握ることによる東北全体の技術向上を指摘した。ただ、これは日本全国に共通している。

 大船渡高・国保陽平監督(32)は「今まで出なさ過ぎた反動では」と話し、佐々木の野球に取り組む姿勢について「大谷投手と比較しても、同じような努力家の岩手県人らしい性格です」と岩手の県民性に言及した。

 岩手県内の中学校出身で、東北他県の私学強豪校に進学したプロ注目の3年生右腕は「地方でのびのびプレーしているからではないでしょうか」と環境を要因に挙げた。だが、これも岩手に限ったことではない。結局、明確な答えは出ない。

 ひとつだけ断言できるのは、関係者が口をそろえる佐々木の類いまれな潜在能力。近藤スカウトは「今まで見てきた選手で、右(投手)ではダントツ。しかも公立で」と最大級に評価した。

 プロ注目の3年生右腕は、中学時代に打者として佐々木と対戦。「真ん中高めの直球を見逃し三振しました…」と伸びのある快速球に驚きのあまり、構えたバットを動かせなかった。

 大きな注目が集まる今夏の岩手大会。“令和の怪物”を擁する大船渡高は、初戦の2回戦で遠野緑峰(りょくほう)高と対戦する。(山口泰弘)