2019.7.11 08:00

【エモやんの舌好調】巨人“独り勝ち”ベンチワークにあり

【エモやんの舌好調】

巨人“独り勝ち”ベンチワークにあり

2回 適時打を放つ巨人・坂本勇=甲子園球場(撮影・荒木孝雄)

2回 適時打を放つ巨人・坂本勇=甲子園球場(撮影・荒木孝雄)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神1-4巨人、13回戦、巨人9勝4敗、10日、甲子園)よーいドンで4点取って、余裕の投手リレーで逃げ切り。巨人が前半戦ラストを、涼しい顔で制したね。正直に言うと、決して強いとは思えなかった巨人が、ここまで走るとは、驚きだよ。

 打線では、坂本勇と丸の2、3番がカチッと固まった。これが何より大きい。その裏では、原監督が入れ代わり立ち代わり、選手を“お試し起用”したことも、効いている。いまや、2、3、4番以外は、さまざまなバリエーションで打線を組める。お試しの積み重ねが、強みという成果を生んだわけだ。

 最大の不安だった中継ぎ、抑えについても、やはりお試しを繰り返すうちに、じわじわと、勝ちパターンが形成されている。ここでも原監督の、投手の見極めと決断の早さ、つまり交代機を誤らない確かな目が、きらりと光ったね。

 「矢野体制で明るくなった」と持ち上げられている阪神は、肝心の成績が、暗い。リーグ3連覇を達成した広島は、選手に頼りすぎて、ドッとコケた。やはり野球では、ベンチワークが重要。それを物語るのが、巨人の“独り勝ち”だよ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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  • 1回、先制の右越え本塁打を放つ巨人・丸=甲子園球場(撮影・荒木孝雄)