2019.7.9 05:03

阪神・ジョンソン、33試合目で負けた…虎連勝も3で止まった

阪神・ジョンソン、33試合目で負けた…虎連勝も3で止まった

八回、陽岱鋼(奥)に勝ち越し打を浴びるジョンソン。悔しい来日初黒星だ(撮影・山田喜貴)

八回、陽岱鋼(奥)に勝ち越し打を浴びるジョンソン。悔しい来日初黒星だ(撮影・山田喜貴)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神3-4巨人、11回戦、巨人7勝4敗、8日、甲子園)分析され、揺さぶられた。張り詰めた空気が漂う聖地のマウンドで虎が誇る最強リリーバーの顔が曇った。12試合連続無失点中だったジョンソンが勝ち越し点を献上し、来日初黒星を喫した。

 「状態的には全然悪くなかったですし。結果的にこうなってしまいましたが、悪くはなかったです」

 必死に前を向いた。確かに悪くはなかった。ただ小さなほころびが、大きな1失点になってしまった。追いついた直後の八回に登板。1死から岡本に中前打され、代走・増田大を送られると、足への警戒から、歯車が微妙に狂っていった。

 一塁へ2球続けてのけん制球。白球は低くそれて、二塁進塁を許した。「それ(ミス)も野球ですし。(巨人も)いい野球をするので」。直後には完全にモーションを盗まれ、三盗を許した。

 一瞬で1死三塁に。続く陽のゴロも打ち取った打球ではあったが…。チャージをかけた前進守備の遊撃・植田が捕球できず、外野に抜けた。

 ここまで33試合に登板し、セ・リーグトップの25ホールド。6月に蓄積疲労のため2軍調整した時期もあったが、八回の男として大車輪の活躍を見せてきた。

 矢野監督が「対戦が多くなってきたら、そういう隙みたいなものを突いてくる。いい経験というか。もちろん負けて痛いものにはなるけど、今までジョンソンにだいぶ助けてもらってる」と揺るがぬ信頼を示せば、右腕も「まだまだ試合は残っていますから。またあした、気持ち新たに頑張っていきたい」と語気を強めた。

 失点は甲子園では来日初、5月15日の巨人戦(東京ドーム)以来、13試合ぶり。くしくも同じ相手に、またもやられてしまった。もう同じ失敗は繰り返さない。G追撃に、最強セットアッパーの力は不可欠だ。 (織原祥平)

八回の植田の守備について阪神・藤本内野守備走塁コーチ「ホーム優先の守備ですから。あそこで球際の強さをみせてほしかった。そういうのが求められる選手」

データBOX

 ◎…阪神は両リーグワーストのシーズン72失策。投手の失策は11個目(ワーストは青柳の3)で、ジョンソンは初

試合結果へ

  • 8回、一塁へのけん制を悪送球する阪神・ジョンソン=甲子園球場(撮影・門井聡)
  • 8回、巨人・陽岱鋼に適時打を打たれ肩を落とす阪神・ジョンソン=甲子園球場(撮影・山田喜貴)