2019.7.9 13:00

【球界ここだけの話(1673)】セットアッパーでアピールの日本ハム・石川直、目指すは最終回のマウンドに立つこと

【球界ここだけの話(1673)】

セットアッパーでアピールの日本ハム・石川直、目指すは最終回のマウンドに立つこと

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サンスポ記者の球界ここだけの話
日本ハム・石川直也

日本ハム・石川直也【拡大】

 不動の守護神を目指して、日本ハム・石川直也投手(22)が奮闘している。 

 ここまで31試合に登板して1勝2敗4セーブ14ホールド。プロ5年目の今シーズンは山あり谷ありだ。4月上旬には2軍落ちを経験し、昨季務めていた抑えのポジションを新加入の秋吉に譲った。1軍再昇格後は、セットアッパーを任されるなどアピールを続けている。

 1メートル91の長身から150キロを超える直球を投げ込む右腕。はにかみスマイルで物静かな印象を受ける石川直だが、芯の強さを秘める。

 2015年にドラフト4位で入団。山形中央高校時代から中継ぎを任されることもあり、先発へのこだわりがなかった。プロ3年目の2017年。先発を任されることもあったが、体力的にも精神的にも向いていないと実感。抑えのポジションを目指すことを決めた。だからこそ「楽しいです。そこしかないと思っています」と言い切る。

 自身のことを「めちゃくちゃ負けず嫌いだし、意地っ張り」と分析する。3兄弟の末っ子。10歳上の長兄を追いかけるように野球を始めたという。高校からプロに行くため志望したのが、兄の恩師である庄司秀幸監督が率いる山形中央高校だった。両親から寮生活や金銭面などで反対されたが、負けずに押し切ったという。そんな石川直だが、優しい一面もある。今年の母の日。料理好きな母のため、無水調理ができる鍋をプレゼントしたという。

 理想とする投手像は「九回にあがって相手チームが諦めるくらいの威圧感、雰囲気を持ったピッチャーになりたい」。石川直が、最終回のマウンドに君臨する日はそう遠くないはずだ。(中田愛沙美)