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【池田純 S-Businessの法則】理想像は所ジョージ?! ブランド価値は“遊び心”がつくる

【池田純 S-Businessの法則】

理想像は所ジョージ?! ブランド価値は“遊び心”がつくる

特集:
池田純 S-Businessの法則

 米プロバスケットボールNBAのドラフト会議で、八村塁選手がウィザーズから日本選手初の1巡目指名を受け、大きな話題になりました。

 その偉業は、今さら語るまでもないでしょう。今回、注目したいのは彼のファッションです。ドラフト当日の派手なスーツ、前日会見でのポロシャツにネックレスの装い。とてもオシャレで格好よかったですよね。

 私がプロ野球DeNAの球団社長時代に始め、今のプロスポーツの流れになっているのが、クリエーターを起用しデザインに凝る手法です。八村選手を見て感じたのは、それがアスリート個人にも求められる時代だということ。彼は持ち前のファッションセンスで日本、世界に自身を印象付け、ブランド価値を高めました。

 米国ではマイケル・ジョーダン、アーノルド・パーマーらがファッションアイコンになり、生きざまを含めてブランドになっています。それが商売、セカンドキャリアにもつながるのです。

 本業を超えた“遊び心”。実はこれ、会社経営でも重要な要素です。企業には経営者やリーダーの人格がにじみ出るもの。ユニクロなら柳井正社長、ソフトバンクなら孫正義社長。挑戦し続けるリーダーが率いる会社は耳目を集めます。

 多様性が言われる時代、逆にリーダーが何かを突き詰め、ブランドになるほどの「エッジ」を持たないと、どこにも、誰にも刺さりません。何を考えているか分からない人より、人格が見える人の方が好き嫌い、賛否両論はあっても興味を持たれるのと同じです。

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