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【怪物の原点 佐々木朗希(下)】今秋ドラフト1位指名表明の日本ハム・白井スカウト「衝撃。すごい球」

【怪物の原点 佐々木朗希(下)】

今秋ドラフト1位指名表明の日本ハム・白井スカウト「衝撃。すごい球」

4月の練習試合に集結したプロのスカウト陣。夏は岩手に集まる

4月の練習試合に集結したプロのスカウト陣。夏は岩手に集まる【拡大】

 2年夏から本格的に佐々木を追いかけている広島・近藤芳久スカウト(53)は「スピードと質で大谷より上。スライダーのキレも大谷よりいい」と、大谷翔平の花巻東高時代より上回っていると断言した。イニング間にマウンドで軽めに投げる投球練習でも、常時145キロ前後をマークする。2000年から今年で20年目となるスカウト活動において、「ダントツ。しかも公立で」と太鼓判を押す。

 岩手・福岡高で夏の甲子園に出場経験のあるDeNA・欠端光則スカウト(56)は「大きいのに運動神経がいい。細部にわたって行き届いている」と、バント処理、牽制(けんせい)球など投球以外の俊敏な動きも高く評価している。

 「見るごとに衝撃を受けています。縁がつながるような活動をしたい」と日本ハム・白井スカウト。大船渡の岩手大会初戦は7月15日、遠野緑峰(りょくほう)との2回戦。12球団のスカウトや幹部は佐々木を見るため、花巻球場に集結する。 (おわり)

佐々木 朗希(ささき・ろうき)

 2001(平成13)年11月3日生まれ、17歳。岩手・陸前高田市出身。高田小3年で野球を始め、11年の東日本大震災で被災し、大船渡市へ移る。大船渡一中では軟式野球部。大船渡高では1年夏からベンチ入り。昨秋は岩手大会4強。4月の高校日本代表候補研修合宿で高校生史上最速の163キロをマーク。190センチ、86キロ。右投げ右打ち。家族は母と兄、弟。