2019.6.29 05:03

31歳の巨人・山口、青春投法だ!なまはげの地で“地方の鬼”が気合

31歳の巨人・山口、青春投法だ!なまはげの地で“地方の鬼”が気合

秋田空港のなまはげ像の前でポーズを取る原監督。リーグ戦再開を前に気合を入れた!? (撮影・荒木孝雄)

秋田空港のなまはげ像の前でポーズを取る原監督。リーグ戦再開を前に気合を入れた!? (撮影・荒木孝雄)【拡大】

 ヤクルトと巨人は29日から秋田での2連戦。両軍は28日、現地入りした。初戦に先発する巨人・山口俊投手(31)は、日本ハム・吉田輝星投手(18)=金足農高=が育った秋田での試合に「自分も青春にかえって投げられるように」と気合を入れた。ヤクルトは秋田市出身の石川雅規投手(39)が先発。同市出身の守護神・石山泰稚投手(30)とのリレーで、初戦の勝利を目指す。

 普段とは異なる風景に、無我夢中で白球を追った日々が蘇る。巨人は秋田県立野球場で約2時間練習。きょう先発の山口はダッシュなどで調整した後、秋田県のイメージを聞かれると、球界の後輩の名を挙げた。

 「吉田輝星くん。ここで投げたんでしょうね。自分も青春にかえって投げられるように頑張ります」

 昨夏の甲子園で金足農高を準優勝に導いた右腕の姿を、思い起こした。この球場こそ、吉田輝が秋田大会を勝ち上がった場所。投内連係でマウンドに上がった、大分・柳ケ浦高出身の山口は「地方独特の柔らかいマウンド」と感触を確かめると同時に、高校時代の気持ちも思い返した。

 “地方の鬼”として、負けられない。昨季は地方球場4試合で3勝1敗、防御率1・29。今年4月16日の鹿児島での広島戦でも、7回2失点で勝利を挙げている。

 リリーフで活躍した時期もあったプロ14年目の右腕は、通算投球回が993回2/3。きょうの試合で1000イニングに達する可能性もある。「まずは1試合でも、1イニングでも、1勝でも多くできるようにやるだけ」。リーグ戦再開初戦。山口が、秋田で節目の記録と勝利をつかむ。 (赤尾裕希)

  • 秋田のマウンドで練習する巨人投手陣。山口は気持ちを新たにした
  • 打撃練習を行う巨人・坂本勇=秋田県立野球場(撮影・荒木孝雄)
  • 巨人・ビヤヌエバ(右)と話す原監督(中央)=秋田県立野球場(撮影・荒木孝雄)
  • 打撃練習を行う巨人・岡本=秋田県立野球場(撮影・荒木孝雄)