2019.6.24 13:00

【球界ここだけの話(1659)】不整脈が完治の中日・笠原がメタボ記者に「人間ドック」の勧め?!

【球界ここだけの話(1659)】

不整脈が完治の中日・笠原がメタボ記者に「人間ドック」の勧め?!

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
中日・笠原祥太郎投手

中日・笠原祥太郎投手【拡大】

 不整脈で離脱していた中日・笠原祥太郎投手(24)が22日のウエスタン・広島戦(ナゴヤ球場)で約2カ月ぶりに実戦登板。2回を1失点に抑えて、7月中旬の1軍復帰を目指して本格的に動き始めた。

 「もう大丈夫。投げても違和感はなかった。あとは実戦を積んでいくだけ。それよりも、からだに異常があったら精密検査や人間ドックを受けることをオススメしますよ!」

 笠原はニヤリと笑って『メタボ』を指摘されている記者にアドバイスする余裕をみせた。

 開幕投手を務めた24歳に異変が起きたのは4月下旬だった。

 「練習中、胸のあたりがバクバクして、しばらく動けなかった。よくいわれる動悸(どうき)です」

 トレーナーに促されて同10日、名古屋市内の病院で精密検査を受けると不整脈の症状のひとつ「発作性上室性頻拍」と診断され、カテーテルによる手術を受け、不整脈を引き起こす原因となっている心臓内の部位を治療した。

 「手術は5時間もかかった。その間、あおむけになって、じっとしていたのが苦痛だった。(局部麻酔のため)寝られなかった」

 高校時代から症状はあったが、定期的に行われる健康診断の心電図などでも「異常」は見つからなかったので深刻には受け止めていなかった。

 「プロに入ってからも試合中も動悸はあった。すぐに治まるので、そのまま投げていた。今回、手術を受けてからバクバクすることがなくなったし、以前のように『いつ動悸がおきるか』と、気にしなくてよくなった」

 医師からは「不整脈」の再発の恐れはない-という“お墨付き”をもらったという。

 笠原は「肩や肘ではないし、再発の恐れもないと。残り試合はたくさんある。チームに迷惑をかけた分、これから取り返したい」と意気込む。4試合に登板して2勝0敗、防御率2・75で、今季の数字はストップしたまま。5位に低迷している竜に、頼もしい左腕が戻ってくる。(三木建次)