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【小早川毅彦のベースボールカルテ】交流戦“パ高セ低”生む要因は「DH制」

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

交流戦“パ高セ低”生む要因は「DH制」

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ

 セ・パ交流戦は最後のカードを迎える。昨年はヤクルトが最高勝率球団に輝き、今年は巨人とDeNAが頑張っているものの、両リーグの通算勝利数をみると、今年もセは分が悪い。

 2005年にスタートしてから昨年までの14シーズンで、セが勝ち越したのは09年だけ。この差を生んでいる要因の一つにDH制があると思う。

 パ球団の主催試合ではDH制が採用され、セ球団の主催試合では採用されない。1チームあたりホームとビジターが3カード計9試合ずつだから条件は同じだが、現行の1カード3試合制になった15年以降、パ球団の主催試合でパから見た通算勝敗数(19年は1試合未消化)は以下の通りだ。

 15年 35勝19敗

 16年 32勝22敗

 17年 33勝21敗

 18年 33勝21敗

 19年 27勝22敗4分け

 セは過去4年に比べて健闘したものの、今年も負け越した。セ球団の主催試合では投手も打席に立ち、投手交代のタイミングを含めて不慣れなパは不利といわれるが、15年は26勝25敗3分け、16年は28勝25敗1分けで勝ち越している(17、18年はセが勝ち越し)。

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