2019.6.21 05:04

丸稼ぎ4打点!巨人・丸、同点12号2ラン&決勝2点打

丸稼ぎ4打点!巨人・丸、同点12号2ラン&決勝2点打

丸(中央)はお立ち台でポーズ。球団マスコットのジャビット(右)とおじいちゃんジャビットも呼応した (撮影・今野顕)

丸(中央)はお立ち台でポーズ。球団マスコットのジャビット(右)とおじいちゃんジャビットも呼応した (撮影・今野顕)【拡大】

 (セ・パ交流戦、巨人4-2オリックス、3回戦、巨人2勝1敗、20日、東京D)日本生命セ・パ交流戦で20日、交流戦2位の巨人と同1位のソフトバンクはそろって勝利した。巨人はオリックス最終戦(東京ドーム)に4-2で逆転勝ちし、6カード連続の勝ち越し。丸佳浩外野手(30)が六回に同点の12号2ランを放つと、八回には決勝の2点三塁打と大活躍した。ソフトバンクはヤクルト最終戦(神宮)に6-5で勝利。両チームは21日から東京ドームで3連戦。楽天などにも可能性が残る交流戦王者をかけて、直接対決する。

 ヒーローはお立ち台で大歓声を一身に浴び、声を弾ませた。丸が“交流戦王者”への望みをつなぐ、4打点の大活躍だ。

 「チャンスすらなかなかつくらせてもらえない展開だったので、少ないチャンスをものにできてよかったと思います」

 2-2の八回2死一、二塁で、決勝の2点三塁打。亀井と坂本勇が四球を選んだ後、代わったばかりの右腕・近藤が投じた高めの149キロの直球を一閃。鋭い打球を右翼フェンスまで飛ばした。

 打線は速球派右腕、K-鈴木に五回まで1安打。苦戦を打開したのも、背番号8だった。0-2の六回2死一塁で、左翼ポールのギリギリ内側へ運ぶ同点の12号2ラン。切れそうで切れなかった。左打席から力強い打球を逆方向に飛ばす、“丸らしい”一発。「あそこで切れるのと切れないのとでは大違いなので」と納得顔でダイヤモンドを回り、歓喜のベンチに迎えられて一息つこうとした瞬間だった。

 背番号8の大先輩、60歳の原監督にも、おなじみとなった「丸ポーズ」でたたえられた。だが、いきなりのことに丸は思わず一礼。「『恐縮です』って感じで。準備できていなかったです」と苦笑い。それでも、「しっかり準備はしておきたい」と、次のチャンスは逃さないつもりだ。

 セ・リーグ2年連続MVP男が躍動し、リーグ首位を堅守。交流戦は5カード連続の勝ち越しで10勝5敗とし、ソフトバンクに次ぐ2位につける。交流戦とペナントレースをともに制した2014年以来、5年ぶりの交流戦王者へ、残るは21日に始まるソフトバンクとの3連戦だ。

 「まずはしっかりと自分たちの野球をするということ。きょうのように劣勢でも最後まで諦めずに、しっかりと粘り強く戦えれば」という丸にとっては広島時代の昨年、日本シリーズで敗れた敵との“再戦”でもある。

 原監督も「緊張感をもって一戦一戦、戦えるというところはいいことだと思いますね」と気持ちを高ぶらせた。流れに乗る原巨人が、“交流王”を勝ち取る。 (赤尾裕希)

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  • 6回2点本塁打を放つ巨人・丸佳浩=東京ドーム(撮影・福島範和)
  • 8回2点適時三塁打を放つ巨人・丸佳浩=東京ドーム(撮影・福島範和)
  • 6回、2点本塁打を放つ巨人・丸=東京ドーム(撮影・福島範和)
  • 6回、2点本塁打を放った巨人・丸=東京ドーム(撮影・今野顕)
  • 投球する巨人・沢村=東京ドーム(撮影・今野顕)
  • 先発の巨人・桜井=東京ドーム(撮影・今野顕)
  • 試合前、キャッチボールする巨人・メルセデス=東京ドーム(撮影・福島範和)
  • 巨人VSソフトバンク・過去14年の交流戦対戦成績