2019.6.15 05:03

逆転のオリ、土壇場意地見せた虎撃ち!西野が決勝2点三塁打

逆転のオリ、土壇場意地見せた虎撃ち!西野が決勝2点三塁打

八回に勝ち越しの2点三塁打を放った西野。連夜の逆転勝利だ!(撮影・水島啓輔)

八回に勝ち越しの2点三塁打を放った西野。連夜の逆転勝利だ!(撮影・水島啓輔)【拡大】

 (セ・パ交流戦、オリックス6-4阪神、1回戦、オリックス1勝、14日、京セラ)白球が右翼・糸井の頭上を越える。スタンドを黄色に染めた虎党の悲鳴を上回る、大歓声が京セラドームに響いた。関西の主役は俺たちだ。三塁ベース上で、オリックス・西野が右手を突き上げた。連夜の逆転劇。お立ち台で浴びるウオーターシャワーは格別だった。

 「寒いです…。でも、初めてだったので、うれしいはうれしいです。みんながああやって来てくれたことは、なかなかないので」

 ヒーローインタビューを受ける西野、来日初勝利のエップラーの背後にナインが忍び寄り、突然、ペットボトルの水をぶっかけた。仕掛け人は湊球団社長。前夜のサヨナラ勝ち同様に、チームは大盛り上がりだった。

 古巣斬り目前だった西相手に執念を見せたのは2-4の八回だ。先頭の小田が左前打で出塁し、反撃開始。1点差に迫り、マウンドから引きずり下ろすと2死満塁で西野に打席が回ってきた。2番手・藤川の暴投で同点とし、なお二、三塁。「楽にはなったけど、勝ち越さないと意味がない場面。集中した」とフォークをとらえ、右越えに決勝の2点三塁打だ。

 終盤に粘りを見せた打線に、西村監督は「あそこは野手陣が執念を見せてくれた」と笑顔。昨季まで同僚の西に七回までは3安打と封じられたが「七回まではそうでしたけど、野球は九回までだから」とうなずいた。

 「勝負事なんでこんなこと言っていいかわからないですけど、(西と)戦っているのは楽しかった」と、右腕と同学年の西野。西撃ちで関西ダービー初戦をとり、通算対戦成績は28勝27敗2分けと一歩リード。勢い付いてきたオリ打線が残り2戦も虎を狩り、上昇気流に乗る。 (西垣戸理大)

2-4の八回無死一、二塁から登板し、1回無失点で来日初勝利を挙げたオリックス・エップラー「5球で1勝目を取れて、5球で3アウトを取れてうれしい。(記念球は)自分で持って帰ります」

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  • お立ち台で、ナインから水をかけられるエップラーと西野(左から)
  • 阪神に逆転勝ちし、タッチを交わす増井(右から2人目)らオリックスナイン=京セラドーム
  • 8回オリックス2死二、三塁、西野が右越えに勝ち越しの2点三塁打を放つ=京セラドーム
  • チームメイトから手荒い祝福をうけるオリックス・エップラー(左)と西野=京セラドーム大阪(撮影・山田喜貴)
  • 初勝利をあげウイニングボールを手に笑顔のオリックス・エップラー=京セラドーム大阪(撮影・山田喜貴)
  • オリックス・成瀬=京セラドーム大阪(撮影・山田喜貴)
  • 2回、阪神・梅野の打球を捕れないオリックス・吉田正=京セラドーム大阪(撮影・山田喜貴)