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仏教大、神がかり初4強!4番「タイソン」がスクイズ決めサヨナラ/全日本大学野球

仏教大、神がかり初4強!4番「タイソン」がスクイズ決めサヨナラ/全日本大学野球

九回にスクイズを決めてサヨナラ勝ち! 仏教大が初の4強だ(撮影・桐原正道)

九回にスクイズを決めてサヨナラ勝ち! 仏教大が初の4強だ(撮影・桐原正道)【拡大】

 全日本大学選手権第4日(13日、神宮球場)準々決勝4試合が行われ、仏教大(京滋)は九回に4番・石井太尊内野手(4年)がスクイズ(記録は内野安打)を決め、昨年王者の東北福祉大(仙台六大学)に4-3でサヨナラ勝ち。初の4強進出を決めた。14日の休養日を挟み、15日に明大(東京六大学)-東農大北海道オホーツク(北海道)、仏教大-東海大(首都)の準決勝2試合が行われる。

 野球の神様は見ていてくれた。昨年王者との1点を争う熱戦。仏教大は3-3で迎えた九回1死二、三塁、4番・石井がバットを寝かせた。三塁線に転がすスクイズ。三走・八木がグラブトスをかいくぐって、ホームへ飛び込んだ。飛び上がるナイン、揺れる三塁側の応援スタンド。ミラクル大逆転勝利で、チームの歴史を塗り替えた。

 「チームとしてベスト4という目標を掲げてきたので、去年の王者に勝ったということよりもうれしい」

 0-3の九回に4得点を奪ってサヨナラ勝ちした1回戦から勢いが止まらない。この準々決勝も六回まで0-3と劣勢だったが、七回から登板した東北福祉大の大学日本代表候補右腕・津森に8安打を浴びせる猛打で追いつき、そしてひっくり返した。

 8強入り後は「恐れ多い」と話していた田原完行監督(59)は一気に駆け上がった初の4強に「負けて当たり前と気分的に楽だったが、偶然もこれだけ重なると怖いくらい。実感がわかない」と夢見心地だ。

 京都・南丹市の練習グラウンドまでは大学からバスで1時間。2便に分かれて移動し、授業を3時間目まで受ける選手は午後4時から、4時間目なら6時から、ともに8時まで練習と時間は限られており、5時間目まで授業のある選手は練習に参加できない。

 そのため全体練習は少なく守備、走塁、打撃、代打など役割に照らした自主練習が中心。だがこの春はバントをチームの課題に挙げ、打撃練習では必ず決めた線の内側に転がすことに取り組んできた。

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  • 4番の石井が小技を決めた
  • 昨年の王者を破り、抱き合って喜ぶ仏教大ナイン
  • 8回無死一三塁、2点適時三塁打を放つ仏教大・木岡=神宮球場(撮影・桐原正道)
  • サヨナラ勝ちを決め、喜ぶ仏教大ナイン=神宮球場(撮影・桐原正道)
  • 1回、力投する仏教大・中山=神宮球場(撮影・桐原正道)